雪国の風物詩「根開き」とは?

今年は雪解けが早い札幌です。
例年なら、まだ雪が降ったり止んだり、道路はグチャグチャって感じだったはずですが、もうほとんど雪はありません!
率直に嬉しいです^^

さて、今年の3月に入ってふと目に止まった光景がありました。
今までも見て来たはずですが、全然気付けなかった自然現象です。

公園だと分かりやすいんですが、
「木の根元から雪が解け始めている」
ことに気が付きました。

「根開き」です。

木は生きていますし、特に太い木は根が深いですから、
「温かいんだろうなぁ」
と思えましたが…。それにしても
「こんなにか!」
と驚嘆しました。

分かりやすい「根開き」の風景です。

木の周りで何が起こっているのか調べてみました。

①雪は白で太陽光を反射してしまうが、茶・黒っぽい木は太陽光で温められる
②木は地下水を吸い上げるのですが、その地下水は外の空気よりも温かいから

①の説明だけだとちょっと足りないような…。
②の説明を加えると、「なるほど」と納得できます。

例えば、

木の横に茶色の鉄柱があります。
鉄柱も太陽光で温められているはずですが、やはり木の周りの方が雪解けが早いですね。

この写真以外でも、木や鉄柱・電灯の周りの根開きを比較してみましたが、やはり木の周りの方が根開きが早いです。
(電灯よりも早いことに気付いたときは驚きました。)

随分長いこと「自然に目を向けていなかった」ことを残念に感じつつも、
「今年も自然に沢山触れたいなぁ」
と思った次第です。

昨年、ふとしたキッカケから「木」に興味を持ったことは良かったと思います。
そのキッカケに感謝します!

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