1960年~1970年頃から流行ったアメリカのアニメヒーロー「ポパイ」の好物は「ほうれん草(缶詰)」。
ポパイをほうれん草好きにしたのには、裏に隠された理由があって、アメリカのPTAのような団体が仕組んだ、一種の策略であったそうです。
当時のアメリカの子どもたちには、ほうれん草嫌いの子どもが非常に多かったようです。
ほうれん草には、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、鉄分等の栄養素を豊富に含まれています。
育ち盛りの子どもにはピッタリの食べ物なわけです。
そこで、「子どものほうれん草嫌いを何とか解消しよう!」という親の意向をくんで、ポパイをほうれん草好きなキャラクターにしたそうです。
ちなみに、ほうれん草の前は、ニンニクの匂いを嗅いで、ポパイは力を得ていました。
栄養豊富とは言え、過剰摂取は控えたいのと、食べる際には「アク抜き」をお薦めます。
ほうれん草には、「シュウ酸」も多く含むため、アク抜きせずに過剰摂取してしまうと、体内で炎症が発生するほか、尿路結石の原因ともなります。
子どもの将来を考えると、過剰摂取せずに、他のいろいろな野菜も料理すると良いと思われます。