マグロは、夏の終わりに黒潮に乗って近辺に姿を現します。
その後、太平洋を横切ってアメリカの西海岸まで渡っていきます。
その距離、8,000km以上になりますが、マグロは泳ぎっぱなしです。
マグロの驚異的な泳ぐ力の秘密は、マグロの姿の紡錘形にあります。(ぼうすいけい~円柱形の両端のとがった形)
船の形も紡錘形であるように、紡錘形は水の抵抗が小さくなります。
そして、マグロは胸びれや背びれが小さく、尻びれも後ろについています。ウロコも小さいです。
ウロコや背びれ等々が小さいことは、水の抵抗力を小さくすることにつながります。
水の抵抗力が小さく、時速160kmで泳げるのですから、長距離泳ぐことも可能なわけです。