忙しいという字は心を亡くすと書く~ちびまる子ちゃんの名言より

以下は、アニメ『ちびまる子ちゃん』の中でのセリフです。

お母さん知ってる? 「忙しい」という字は「心」を「亡」くすと書くんだよ。心を亡くしちゃいけないからね~。だから、わたしゃいつも宿題を後回しにするんだよ~。

「姉ちゃん謎のクラブ活動の巻」より

お姉ちゃんが夕飯後すぐに宿題に取り掛かったところで、お母さんがまる子にちょいと釘をさしたとき、まる子が上手い言い訳をかました場面です。
いかにも、まるちゃんらしく、微笑ましい限りですが、ふと「お!? これってズバリもんすごい名言だ!」と思いました。

あまりにも忙しい日々が続くと…

既に経験がある方もいると思われますが、多忙な日々を過ごしていると、美味しい食べ物を「美味しい」と感じることができなかったり、綺麗な景色を見ても何も感じなかったり。

実は、限りある人生の中で、すごくもったいないことなんじゃないかと考えさせられました。
と言うのも、自分にもそういった経験があるからです。

ほどほど忙しい位だと、美味しいものを食べたときは、もちろんその場でも感動しますが、数十年経っても覚えています。
また、景色も同様で、とある場所で見た日本海は絶景でした。
今でも鮮明に覚えています。

ところが、あまりにも酷な忙しさが数年続くと、そういった感覚が失われました。
きっと美味しいものを食べていたはずですが、まったく記憶にございません。

景色も。
ただ、景色の場合、写真が残っているので、後々写真で見直してみると、「おお~、絶景じゃないかー!」と感心するのですが、実は生で見ているんですよねー。
せっかく現地に行く機会に恵まれ(主に行くたくもなかった社員旅行です)、見たはずなのに…、もったいない…。

「忙しくても美味しいぞ! 綺麗だぞ!」と言える・思える人は、きっと、言うほど忙しくないか、よっぽどタフかどっちかでしょう。

忙しくするのもほどほどにしてみては?

そうは言っても、忙しい時期というのは仕事していれば、大概は避けられないものでもあります。
2・3ヶ月、ないし半年。長くても1年がいいところではないでしょうか?

過激な忙しさが2年以上も続くと、先に書いたように、せっかくの美味も絶景も楽しめなくなるんじゃないでしょうか。健康にもよくないでしょうし。
どこかで割り切って、「ギュっ」と期間を定めてしまうとか、あるいは最初から忙しい案件は避けるか。
その方が人生を豊かに過ごせる気がします。

  1. サポサツ
  2. 明るい話

関連記事

サイト内検索