趣味は深く掘り下げない方が長く好きでいられる~さくらももこ先生より

「私って、深くも詳しくも知らないまま、好きだって思ったものは、ずっと長く好きだったりするのね。絵でも趣味でも動物とかでも、掘り下げないで、全然マニアックにならずに、長いこと好きでいるんだ。」

上の文章は「さくらももこ」さんの『憧れのまほうつかい』という本からの引用です。

さくらももこさん自身、いろいろな楽しみをお持ちのようですが、まさに気楽に楽しんでいるようです。

アニメ『ちびまる子ちゃん』によく登場する「ライカのカメラ」はご存知ですか?すごいいいカメラだそうで。
アニメにたくさん「ライカ」が出てきたことから、お礼にとライカの特別製のカメラを進呈されたそうです。
しかし、恐れ多く感じたさくら先生は頂き物のカメラは使えないそうで、別のライカのカメラを購入して、そのカメラで写真を撮っているとか…(笑)
そんな謙虚さがとても好きです。

好きこそ物の上手なれ

「好きこそ物の上手なれ」という諺(ことわざ)があるように、一旦好きになると、自分なりに「もっとこうした方がいいかなぁ…?」とか考えたり、何度か試したりするものです。
…ええ、実際そうなりました。

趣味が広がる

しかし、「上手になるための方法」的なマニュアル類の情報は一切見ません。そこまで掘り下げてしまうと、際限がなくなり、楽しみだったはずが、苦痛になってしまうからです。

私、以前まったく興味がなかった「写真」が好きになりました。今のところ完全な我流で、「お!」と思うモノを撮っています。
元々は、動物が好きだったので、見学のついでに写真を撮ってみようと、安いデジカメを購入したのですが、いつの間にか、これまたまったく興味のなかった「花」や「オブジェ」等の写真も撮るようになったり…。

そうなると、今度は「わぁー、綺麗だなぁ~。…でも、この花なんて名前なんだろう…?」と、花の名前を覚えるようにもなりました。(花の名前ってホント全然知らなかったんです。)
更に、外出が増えたことで、他にもいろいろなものに興味を示すようになって、「温泉」とか「食べ歩き」とか。

しかし、やはりどの趣味も掘り下げません。
ずっと気楽に好きでいたいからです。
写真の趣味は、きっと長く続くんじゃないかと思っています。

今でも、カメラは一眼レフではありません。
でも、それなりの写真も撮れるので(?)、いいんです。

「写真」から、今後趣味が広がっていくのが楽しみであります。

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