札幌市白石区米里の豊平川沿いにある豊平川桜の杜。
有名ではあるものの桜の隠れ名所と言ってもいいかもしれません。
石狩川治水80周年記念事業の協賛として桜が植樹されたのがはじまりで、川と地域とのふれあいの場として、更に多くの桜の木が植樹されました。
「豊平川桜の杜には約1000本も桜が植樹されており」という文言も見かけるんですが、どこからの情報でしょう…苦笑
実際は約3分の1くらいに思います。（こちらもパッと見ですが…）
しかし、それほど広くはない敷地内に桜の木が密集しているので、桜の景色が絶景であることは間違いありません！
エゾヤマザクラとソメイヨシノが特に多く、八重桜が少々(?)
それと、もう一つの特徴としては「豊平川桜の杜の桜は開花が早めの方だろう(?)」ということです。
エゾヤマザクラとソメイヨシノがバランス良く咲くのも、桜景色を一層綺麗に引き立ててくれます。
豊平川桜の杜の桜の見頃は、札幌の桜の開花宣言が出てから約10日間過ぎ以降と推測できました。
豊平川桜の杜の桜の様子を中心に、駐車場などの設備も紹介します。
桜の開花前言が出てから丁度10日目の桜の景色です。
北24条桜大橋側から豊平川桜の杜に入ると、防波堤と閑静な住宅街に挟まれた立地なので静かで心地良い空間です。
そして、まずお出迎えしてくれるのは感激の桜並木。
思わず「うわぁ～」と声を漏らしてしまうほど綺麗！
桜のトンネルに魅入ってしまいます。
手前のソメイヨシノと奥のエゾヤマザクラのピンク色が見事なコラボレーション！
遊歩道は3本あり、どこも桜並木が綺麗です！
東屋がある近くの桜並木。
こちらもソメイヨシノの白色とエゾヤマザクラのピンク色のコラボが見事。
川とは反対側の道路近くの桜並木。
ほぼソメイヨシノです。
遊歩道の桜並木だけではなく、色々な所にも桜の木が点在しています。
満開のエゾヤマザクラ。
鮮やかなピンク色が見事！
5分～8分咲きくらいのソメイヨシノ。
エゾヤマザクラよりも開花が少し遅いのは、豊平川桜の杜も同じ。
でも既に元気で綺麗に咲いているソメイヨシノもあったり。
早めに咲いたエゾヤマザクラは既に葉が目立つようになった花もあり。
ギュっと密集している桜の木々ですが、それでも場所によって開花時期が違うのも面白いです。
「もうすぐ咲くよ～」というソメイヨシノ。
個人的には、満開の桜か咲きかけの桜の花を見るのが好きなんですが、桜の花にも色々な表情があり、見る人の好みも色々。
皆さん思い思いに色んな桜の木を楽しんでいました。
もう一つ、見て欲しいスポットがあります！
ちょっと急坂の芝生を上がり防波堤から見る桜景色です。
圧巻の風景です！
「こりゃ凄いわ～」と下から見るのと、また違う桜景色に圧巻！
敷地内に豊平川桜の杜の石碑があります。
要約すると、最初に150本の植樹をしてから、翌年120本、2年後に110本の桜の木を植樹したとのこと。
合計すると380本。
敷地内を色々と散策してみると、実際はそれくらいの本数に思えました。
（約400本の桜の木が植樹されている公園のことも思い出しつつ。）
ただ、防波堤から見る桜景色を見ると「約1000本」くらいに見えるのかもしれませんね！
最後に補足ですが、遊歩道は所々凹凸があります。
ついつい桜に魅入られて上ばかり見がちですが、ちょっとつまずく箇所があるので気を付けてください。
豊平川桜の杜は「公園」ではないものの、公園並みの設備があります。
トイレと水飲み場。
ベンチもいくつかあります。
なかなか立派な東屋もあります。
「それほど広くはない敷地で～…」と紹介しましたが、レジャーシートを敷いて桜の木の下でお花見をするスペースは十分にあります！
さて、駐車場について。
「閉鎖されている」との情報を見ましたが、確かに閉鎖されていました。
そんなわけで、手前の防波堤そばに駐車する車を何台か見かけ…。
「う～ん…これいいのかなぁ」なんて思ったり。
そもそも一般車両通行禁止の表示がもっと手前から貼られていますしね…。
それと、私が見て来たのは平日です。
休日ならどんな具合になるのやら…。
「駐車場はありません」
と書こうかと思えど、最寄りの駐車場がないか少し探してみました。
奥に「豊平川パットゴルフ場」と「米里サッカー場」があります。
その手前には、バスケットボールコートとテニスコートがあります。
そちらに駐車場がありました！（徒歩7～8分です。）
それほど多くの台数は止められませんが…。
しかも恐らくテニスコート利用者用の駐車場でしょうから。
ただ防波堤横に止めるよりはいいかと思います(?)
地図で見る限り、サッカー場の方にも駐車場があるようなので、そちらも利用できるかもしれません。
公共交通機関を利用するのが無難なのかもしれません。
そんなわけで最後にアクセス情報を紹介します。
豊平川桜の杜の場所とアクセスです。
