ビューティフル・レターズの感想(映画)~人間の可能性を引き出す

『ビューティフル・レターズ』は、2011年の映画作品です。

以下は、あらすじです。

バンドでの活動を夢に描いていた主人公のマギー。
しかし、学校での勉強には身が入らないことで母親に叱られる日々。

ある日、マギー宛にサムという人物から手紙が届く。
差出人に心当たりがない手紙を読んでみると、マギーを褒め称える言葉が綴られていた。
手紙に感動したマギーは差出人を探すことを始めて、物語は展開していく。

「ネタバレ」が多少ありますが、『ビューティフル・レターズ』を観た私なりの感想を書きます。

心が温かくなる映画作品

1時間半ほどの比較的短い映画ですが、
「そのシーン引き延ばさなくていいよね?」
というところ(ネガティブなシーン)は、極力短くしてあるので1時間半の長さで納得で、見終えた後は2時間くらいの内容であったように思える作品です。

冒頭からとても温かい気持ちになり、見続けている最中何度も感動しました。
言葉遣いや相手の気持ちを汲み取るシーンに。

最後まで温かい気持ちで見られる映画です。

手紙に綴られている言葉は、
「勇気が出る」「自分が持つ可能性を信じる」そんな言葉が溢れています。
ネガティブな言葉はありません。

手紙に綴られた言葉を、「自分へ」という視点で観ることも十分に可能だと思います。
(現に、引き込まれてしまいました:笑)

少しネタバレ

手紙に感激したマギーが
「私も手紙を書いてみたいから書き方を教えて」
と問うシーンです。

人間には神から授かった能力がある
それを見つけて磨けば、人に祝福を与えられる

私の場合は手紙だ

(私の場合は?)

自分で見つけなさい

その後、いろいろな展開があり、彼女は「歌」であることに気付きます。

ロックバンドでの演奏ではなく、違った演奏での歌を届けたい人たちへ歌います。
その歌詞がまた素晴らしいです。

「あ~何だかいつの日か真似してみたいかも~」
なんて思わされる映画でした。
昨今は、メールやLINEでのやりとりがほとんどでしょうから、「直筆の手紙だといいよなぁ」とか。

が、その前に、
「自分も色々な経験を元に内面を磨かないとな」
なんてことも思わされました(苦笑)

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