今年の札幌市内は、桜の開花が遅く「今か今か」と待ち侘びていましたが、桜が一気に開花すると市民の喜びも大きかったようです。(私もその一人)
桜の開花が遅かったこともあって、チューリップや八重桜・ライラックなどなど、春や初夏の花も一気に咲いて何だか目まぐるしい感じがしました。
一気に花々が咲いたものの、「新緑になる」あるいは枯れてしまう時期も早かった感じもします。
さて、本題の「天神山緑地の天神藤」の開花状況。
「今年はもしかしたら満開時期が早いのかも?」と思い、本日見て来ました。
天神藤の開花状況をお伝えします。
こちらは天神山を下りて見える藤棚の様子です。絶景スポットですね。
しかし、毎年楽しみに観賞に行っている方々は「ん?何か…物足りないような…」と思うでしょう。
ほとんど開花していません
簡潔に言うと、そうなります。
近くで見ると、こんな感じです。
つる状の状態が圧倒的に多く…。
天神山から下りて見える(裏側)、右側の藤の房は一番花付きが早く、綺麗な箇所だと個人的には思っていますが…。
先に掲載した写真の通りまだまだ開花の最中です。
パッと見るとかなり開花しているようにも見えますが、3分~5分咲きです。
四苦八苦して、何とか藤の花が咲いている様子を見つけるもご覧の通り。
スマホの拡大マックスにして何とか撮ったものの、つる状のものの方が目立ちますよね(?)
藤棚の様子もご覧の通り。
藤の花でいっぱいになり、空も見えなくなる位に咲きますが…。
青空の方が目立っていました。(やはり、つる状が目立つと思います。)
天神山緑地の正面。
満開になると、大きな木に藤の花が咲いているような景観になりますが…。
何だか木の葉が枯れてしまっているように見えてしまいます。
下に目を向けると、花びらで埋め尽くされていました。
「風が強くて花びらが落ちてしまった!?」
いえ、ほぼ全て八重桜の花びらです。
藤棚の正面にある八重桜が目印になりますね。
藤の花の開花状況の。
もっと葉桜が目立ち始めると同時に、藤の花も見頃になります。
昨年のほぼ同じ日に見に行った時は、「見頃!」というタイトルで記事を書きましたが、今年は去年よりかなり遅めです。
今週末はおろか、見頃は来週末になるかもしれません。(予測)
藤の花は全然咲いていないものの、藤棚に近付くと藤の香りが心地良く香って来るのは、さすがの天神藤。
藤棚の観賞に来ていた方と少しお話しましたが、やはり同じことを感じておられたようです。
「去年も同じくらい時期に見に来たのにね~…」
少し残念そうな感想を述べつつも、ちょっと自慢気に小話をしてみました(笑)
(続く)
「札幌広し」「北海道広し」と言えど、天神山緑地にある天神藤の木は「北海道最古の藤の木」です。
藤棚がある札幌市内の公園は結構あります。
「前田森林公園」も広い藤棚がある有名な公園です。
しかし、天神山緑地の天神藤には「北海道最古の藤の木」と言われるべく、他の公園にある藤棚と大きな違いがあります。
北海道最古の藤の木がこちらです。
立派な木ですね!
初めて見た時には驚きました!!
太くて大きな藤の木がある天神山緑地。
天神藤には他にはない大きな特徴があります。
天神山緑地の天神藤について紹介した記事を以前に書いていますので、是非参考にしてください。