キウイフルーツの緑と黄色の違い~キウイの栄養と効能

キウイを食べた時に、舌先に「ピリっ」と感じるのがちょっと苦手で、
「自分から率先して食べる」
機会はなかなか無かったんです。

しかし、かなりの栄養素を含んでいるのを知り、極力食べるようにしました。
あの「ピリッ」と来る感覚を、なるべく感じないような食べ方も知ったので^^

キウイは、ビタミンC、E、カリウム、葉酸、食物繊維、フィトケミカルなどの栄養を含みます。
その栄養分のおかげで、美肌、便秘、むくみ、腸内環境、アンチエイジングに効能があります。
特に、ビタミンCが豊富なので、キウイを1個食べると1日に必要なビタミンCが摂れます。

キウイには、緑の「グリーンキウイ」と黄色の「ゴールドキウイ(ゴールデンキウイ)」があり、栄養分に違いがあります

まずは、キウイの栄養と効能から解説します。

キウイの栄養と効能

【ビタミンC・E】

ビタミンCは、肌細胞が活性化さるため、肌の潤いやツヤのアップに効果的となっています。(抗酸化作用)
また、免疫力がアップする事で、風邪などの病気の予防になります。

ビタミンEにも、同じく抗酸化作用があります。

【カリウム】

むくみの解消に良い」と言われるのはカリウムのおかげです。
カリウムは、塩分などの老廃物の排出を促す働きがあります。

【葉酸】

葉酸は、赤血球の生産を助けるビタミンです。
また、細胞の生産や再生を助けてくれます。(アンチエイジング)

【食物繊維】

食物繊維は、腸内環境を整える働きがあり、腸内の働きが促進され、腸内の毒素や老廃物の排出を促進してくれます。
便秘改善や高いアンチエイジング効果があります

【フィトケミカル】

キウイには、フィトケミカルの一種ポリフェノールが含まれています。
フィトケミカルは強い抗酸化作用があり、体内の活性酸素を除去する働きがあります。
体内の活性酸素による老化や癌の予防効果があります

【アクチニジン】

アクチニジンは、緑の「グリーンキウイ」に含まれている成分です。
肉や魚のタンパク質を分解する働きがあり、消化不良の改善や胃もたれ防止といった効果があります

キウイを食べて、口の中(舌の先)が「ピリッ」としたり「ビリビリ」しませんか?
アクチニジンが原因で、唾液に含まれるタンパク質が分解されるので、ピリッとしてしまいます。

アクチニジンにアレルギー反応を起こす人もいるようです。
症状が酷いと、口の中が痒くなったり、喉がイガイガしたりすることもあります。
アレルギー反応が出た場合は、無理せずに食べるのを止めて下さい。

アクチニジンはグリーンキウイの実を切った際に外に出ます。
余談ですが、私はグリーンキウイを半分に切って、それからスプーンで食べています。
(スプーンで果実をすくう回数は極力減らして、です。)

グリーンキウイとゴールドキウイの栄養分の違い

見た目や味も違いますが、緑の「グリーンキウイ」と黄色の「ゴールドキウイ」では、含まれる栄養分が違います
ビタミンCと食物繊維、アクチニジンの量です。
(以下、キウイ1個当たりの含有量)

ビタミンCで比較すると、グリーンキウイが71mg、ゴールドキウイは140mgです。
黄色のゴールドキウイの方が、ビタミンCを約2倍も多く含んでいます

食物繊維は、グリーンキウイが2.6g、ゴールドキウイは1.4gです。
緑のグリーンキウイの方が、食物繊維を約2倍も多く含んでいます

消化を助けるアクチニジンは、先にも書きましたが、ゴールドキウイにはほとんど含まれておらず、グリーンキウイに含まれています。

つまり、「腸内環境や消化のことを重視するなら、緑のグリーンキウイを選び」、
「ビタミンCを重視するなら、黄色のゴールドキウイを選ぶ」ということになるでしょうか?

過剰摂取に注意

ビタミンCの摂りすぎは、下痢や肝臓負担などになります。
(※1日のビタミンCの必要摂取量は約100mgが目安のようです。)

他の食品とのバランスも考えると、1日1個か半分くらいの量が適量だと思われます。

ちょっとした体験談

キウイについて調べてみて、健康のことを考えて、時々食べるようにしました。

買う時は、グリーンキウイとゴールドキウイを1個ずつ買います。

夕食で肉を多く食べた日は、食後にグリーンキウイを半分食べます。
消化が抜群にいいのを実感しました!驚きました。
夕食が比較的消化しやすい時は、ゴールドキウイを。

キウイを食べる際には、そんな風に食べ分けています。

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