花フェスタ2024が大通公園で開催!ガーデニングコンテストや花市場などの紹介

札幌市の大通公園4丁目~8丁目で「花フェスタ2024」が開催されます。花フェスタは今年で31回目となりました。

大通公園では春になると、有志の方々で作られたガーデニングがありますが、花フェスタ開催期間はもっと多くのガーデニングや様々な花を観賞できます。

まだ花フェスタに行ったことのない方は「ライラック祭りみたいなものだろう…」と思われるかもしれますが、全然違います!かつては私もその一人でした…苦笑

4丁目~7丁目まで、とにかく色とりどりの花で満ち溢れるイベントです。花好きな方にはたまらないですね!!

【開催期間】
【開催時間】
【料金】
【会場・アクセス】

それでは、花フェスタの様子を現地での取材を基に紹介します。

ガーデニングコンテスト(4丁目・5丁目)

大通公園4丁目と5丁目は、高校生による「ガーデニングコンテスト(ガーデニング甲子園)」の会場になります。

上のガーデニングは花フェスタ2024の大賞受賞作品です。

「え!? もう受賞が決まってるの?」と初日の花フェスタに行く方はそう思うかもしれませんね。

スタッフの方に聞いたところ、初日の朝に審査員が決めるそうです。ですから、開催直前に受賞作品が決まっています。

「高校生が!?」と驚くような作品で一杯です!ガーデニングの知識がほとんど無い私ですが、素人目にも「わぁすごい!」と思うガーデニング作品の数々。

私の中での大賞はこちら。

「高校生が石庭!?」と驚愕!右側の石庭にはイロハモミジなど細部にもこだわった植物を。左側には石庭のイメージを壊さないような色調の様々な花々を。圧倒された作品です。

しかし、見に来る人の好みは千差万別。特に人気があった作品をいくつか掲載します。

右側のハート型に植えられた花々の裏側に回ると、テレビ塔を背景にした絶好の記念写真が撮れます。高校生の気遣いというかアイディアに感嘆。

「不思議の国のアリス」をイメージして色々な種類の花々と、アーチや時計・お城などを表現した作品。

地域の子どもたちに読み聞かせをしている一場面を表現した作品。おむすびで遊べるような仕掛けもあり子どもから大人まで楽しんでいました。

夏の縁側をイメージした作品。お座敷や風鈴などもあり、やはりモミジも植えられています。手前には色とりどりの花が植えられて「純和風」な感じで癒されました。

などなど、4丁目と5丁目で約20のガーデニング作品があります。

作品のクオリティにも驚きますし、概ね各地域の特徴を生かした作品が多いことにも驚きます。

休憩がてらベンチに座ってゆっくり観賞できるのもいいですね!(木陰にもベンチがあります)

花市場(6丁目・7丁目)

大通公園で行われるイベントで、飲食中心になる6丁目会場ですが、大通公園6丁目も多くの花々に満ち溢れています!(飲食の屋台も少しあるんですが、後程軽く紹介します。)

花の説明を丁寧にしてくれる花市場(ミニディ,コチョウラン,蘭など)やガーデニング関連グッズを販売します。

梅干しや蜂蜜など、ご当地グルメを販売するところもありますよ!

植物を植えて吊り下げたり掛けたりする「ハンチングバスケット」も販売。

その他、大通公園6丁目のステージでは「ハンチングバスケット」や「ギャザリングデザイン(根付き植物で花束を作った植えこんだり合わせたりする)」のデモンストレーションもあります。(土曜日と日曜日)

ここで個人的な感想になりますが、一際目を引いたブースがありました。

蘭越町のシミックヘルスケア・インスティチュート(株)さんのブースでは、赤紫蘇を使ったオリジナルジン(お酒)が売っていました。お酒が好きな私はしばらく凝視…(笑) すると丁寧に説明してくれるスタッフの方に色々と話を聞かせてもらいました。

世界で唯一の赤紫蘇(里美清蘇)を無農薬で栽培していることや、赤紫蘇だけど風味はレモンであることなどなど。

そこで、試飲させていただきました。

美味しい!

香りがとてもいいし、飲んでみると本当にレモン風味!アルコール度数45度なので、少量の試飲でもふわっと気持ち良くなります。

しかし、希少な商品だけに値段も希少(高価)…苦笑

この日は購入するのを躊躇しましたが、帰路で少し考えてみると「数か月のスパンで考えると、逆にお得なのでは!?」ということに気付き、翌日買いに行きました(笑)

ちなみにハーブティやパームも販売しています。

6丁目会場も涼しいベンチに座りながら花々を観賞できます!

次に大通公園7丁目の会場の紹介です。こちらも花市場!

7丁目の花市場は、6丁目と比べると比較的安価な花苗や鉢植えなどが多いです。(小さな盆栽は2000円以下など)

私は何か元気を分けてもらえる感じがするミニひまわりをじっくり観察。ただ見た目がどうもイマイチなのでスタッフの方に聞いてみました、

「新芽が色々な所に出ていますよね?これがまた花になるんです!」と丁寧に教えていただき、新芽が多いひまわりを購入。

とにかく花でいっぱいな所に、またまた気になったブースを発見!

株式会社グーンディスプレイの「ボタニカルライト」。

植物の光合成で作られたデンプンを土の中の微生物が食べて分解した時に電子が発生します。発生した電子がマグネシウムと備長炭で電気が発生する仕組みです。要するに「植物」「土」「マグネシウムと備長炭」で電気を発電できる商品です。

既に日比谷公園や湘南の宝石・渋谷ヒカリエなどで活用されています。スマートフォンの充電器もあるようです!

改めて植物と土の生命力に感嘆した次第です。

こちらは「海水」バージョン。海水とマグネシウム・備長炭で電気が発電できます!

海でのキャンプとかには便利ですね!! 海水のエネルギーと大切さを改めて感じました。

興味を示す人が少なかったものの(花に夢中な人が多かったのでしょう)、個人的には俄然興味が湧きました。

大通公園7丁目の噴水は、子どもたちの水遊びに丁度いい所。水遊びで楽しんでいましたが、4丁目から6丁目の会場内にも子どもの姿が多いのはちょっとした驚き。

小さな時から花に触れることって良いと思うんです。

飲食ブースの様子

最後に屋台やキッチンカーの様子を紹介します。

まずは、大通公園8丁目のキッチンカーがある風景。

…わざと閑散とした様子を狙ったわけではなく、本当に閑散としています。日曜日のお昼ちょっと過ぎの様子です。

テント内には、買った物を食べながらゆっくりくつろぐ方々が見られましたが…。

「ガーデニングや花観賞・購入がメイン」ということを感じられる光景です。

そして飲食屋台があるのは大通公園6丁目。

大通公園で開催されるイベントでよく見かける屋台が10店くらい。

行列ができるほどのお店は無いです。

やはり花観賞・購入目的の方々が圧倒的に多いんだと感じさせられます。

こちらは「フラワーカフェ」

花に囲まれたテーブル席です。とてもいい雰囲気で花の香りがするほか、フラワーステージがない時には心地良いBGMが流れています。

ただ、やはり飲食する人は多くないです。後ろにも長椅子が沢山ありますが、何も食べずゆっくり休憩している方々が多いです。「土日でも」です。

以上が、花フェスタの紹介でした。(最後は少し寂しい紹介になりましたが、「花がメインのイベント」であることを伝えたくて…。)

お花好きの方には嬉しいイベントです。土曜・日曜もあまり混み合わないのもいいですね!

また、木陰もさほど混み合う様子もないので気軽に涼めます。

その他ワークショップなどもあるので、公式サイト「花フェスタ」でご確認ください(参加費はほとんど無料です。)

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