札幌市のイベントとして定着した「よさこいソーラン祭り」。
元々は北海道大学の学生が立ち上げたイベントだったのですが、一大イベントというか「ショー」になり…。
「これって祭り?」という疑問や、開催期間の交通規制が煩わしく思ったり…。
ところが、2019年に「あ~また交通規制かかるよ…」と日程を調べていたら、とても素敵な企画があることを知り、また「このチームは凄い!」という「推しチーム」にも出会いました。
それ以来「楽しみのイベント!」の一つになりました(笑)
2024年は、6月5日(水曜)~6月9日(日曜)に開催されます!
札幌「よさこいソーラン祭り」の各会場の様子や、2024年の日程・スケジュール・雰囲気などを紹介します。
2024年のファイナルの結果について感想を書いてみました。その他のことも。
よさこいソーラン祭りは、基本無料で観覧・楽しむことが出来ます!
メイン会場の「大通公園西8丁目ステージ会場・特別観覧席」と「大通南北パレード会場・桟敷席」は有料でチケットが必要です。
しかし、大通公園西8丁目ステージ会場のアリーナ席は無料です。
(金曜日のソーランナイトと日曜日のファイナルステージは除く)
無料アリーナ席の開場は1時間前です。
演舞が始まってからも、客席の出入りはあるので途中からでも入場できると思います。
また、札幌中心部の「道庁赤れんが会場」「すすきの会場」などの他、市内各所の「新琴似」「平岸」「新札幌」「宮の沢」等のの会場も無料で観覧できます。
「応援したいチーム」が出演する会場に気軽に足を運ぶことができます。
また、この日に備えて一生懸命練習を重ねた各チームの熱演を見ながら、会場のお祭りの雰囲気を味わう楽しみ方も!
有料席は1,000~2,000円くらいです。(最終日のファイナルはもう少し高いです)
「事前のチケット購入」が必要ですが、売れ残ったチケットを「当日券」として買えます。
2024年のスケジュールです。
計12会場(15箇所)のタイムテーブルとアクセスを掲載します。
5日間のよさこいソーラン祭りのメイン会場です。
開催期間中ほぼ全部の参加チームが演舞します。
特に水曜日と木曜日の夜は、アリーナ席でファイナル常連チームの演舞も目の前で見れる会場です!
大通西5~7丁目。メインパレード会場です。
審査会場にもなっているので、各チームの気合の入った演舞が披露され、熱気を帯びた会場です!
(こちらは有料観覧です。)
大通パレード会場は「北コース」と「南コースに」分かれています。
どちらのコースを選ぶかは、タイムテーブルを参考にしてください。
大通南北パレード会場のタイムテーブルの詳細 公式サイト
大通5丁目と6丁目にて「北のふーどパーク」も開催されています。
「ワンハンドフード」(ハンバーガーやお好み焼き、焼き鳥など)スイーツ、やジンギスカンやラーメン・寿司など、全国各地のご当地グルメの飲食ブースです。
三越前と丸井今井前で約150チームの演舞があります。
アクセスが良く割と見やすいので人気の会場になります。
早めに来た人は道路の縁石を椅子代わりにしてゆっくり観覧しています。
その後方は立ち見。何列か重なるので立ち見はちょっと見づらいかもです。
オススメの見方は、縁石に座っている人の間からスルっと前に入って、道路に座って見る。
会場の邪魔にもならず、縁石に座っている人の邪魔にもならないので、迫力ある演舞を凄い目の前で見れます!
(ちょっと目立ちますけどね:苦笑)
丸井今井前はU-40大会(40人以下のチーム)とジュニア大会の審査会場になります。大人数の演舞を見たい方は三越前で。
赤れんが庁舎前の会場です。
「赤レンガ」を背景に、2日間で約120チームが演舞。
観覧席の前に座敷席もあるので、ゆっくり見れます。
座敷席の出入りが意外に多いので、お目当てのチームの演舞が始まるまでに後方から徐々に前に進むといい場所で見れます。
個人的には、札幌中心部の会場では一番見やすいと感じています。
すぐ近くの北3条広場(アカプラ)でフードイベントも開催!
道内各地のグルメを楽しめます。
よさこいソーラン祭り唯一の屋内会場です。(40人以下のチームが参加)
大ホールなのでかなりの人数が入ります。場所取りに困ることはまずないでしょう。座り心地の良い椅子でゆっくり観覧できます。
音響は勿論、照明もバッチリ!演舞中に照明が変わるので、他の会場とは違う雰囲気で楽しめます。
地下鉄すすきの駅からすぐの「札幌駅前通」の会場です。
夜に開催されることもあって、他の会場とは違った雰囲気で楽しめます。2日間で約100チームが演舞します。
会場は2つに分かれています。(すすきの駅からすぐと、少し奥の方)すすきの会場に行くと演舞順が掲載されたパンフレットをもらえるので、どちらで見るかはパンフレットを参考にするといいと思います。
地元の方の手作りの大きなパレード会場です。
札幌市北区新琴似6条~7条6丁目 第2横線
平岸街道で行われる人気のパレード会場です。札幌市豊平区2条~3条4~7丁目を使いかなり長いパレード会場になります。(当日は車両交通規制)
約50チームが演舞しますが、中央分離帯を挟んで各チームの演舞となります。お目当てのチームがあるならば、逆のパレード道路に移動しやすいよう平岸駅近くで見ることをオススメします。
5年ぶりに復活した会場です。
ビアホール・博物館などの観光名所もあり、アリオ札幌に隣接しています。
会場では、飲食店テントやキッチンカーの営業もあります。(予定)
日曜日の「一次審査員賞演舞会」では、一次審査の各ブロック3位となった有力チームが集合し演舞します。
日曜日の開催終わり時間は、ファイナルステージ第2部の30分前まで。
果たして…!?
札幌市西区の「宮の沢ふれあい公園」が会場になります。
アットホームな感じで長閑で穏やかな雰囲気で気軽に楽しめます。ブルーシートに座って近くで見るか、少し遠目からテーブル付きの椅子に座って見るか選べます。
会場では、飲み物の販売やキッチンカーで軽食販売もします。
「ふれあい広場あつべつ」で行われる会場です。ステージ前で演舞するので、迫力ある演舞を間近で見ることが出来ます!
ブルーシートは1列分しかないので、場所取りは早めがいいかも?(小さな椅子の持ち込みもOK)
立ち見の方々が多くなります。開演前に既に結構な人が集まるので、立ち見で最前列で見たい方はやはり早めに場所確保をしておくといいと思います。
会場では、飲み物の販売やキッチンカーで軽食販売もします。
「澄川あじさい公園」で行われる会場です。
初めてよさこいソーラン祭りの会場に来られる方へ大事なアドバイス。
時期的に日中は暑い日も多くなる季節です。
しかし、夕方以降ビックリするくらい寒くなります。(座りっぱなしですし…。)
厚手の上着を用意した方がいいです。
大通公園西8丁目ステージ会場と大通南北パレード会場の演舞順は公式サイトで公開されます。(チケット販売のため)
しかし他の会場は掲載されません。
「じゃ事前に知ること出来ないの?」いえ、各会場の演舞順は事前に確認できます!
「公式ガイドブック」がコンビニで販売されています。1冊300円です。(よさこいソーラン祭りの大通会場でも売っています。)
公式ガイドブックで各会場での演舞順が確認できますし、「各チームがいつどこで演舞するか?」も確認できます。
応援したいチームがある方は、事前に買っておくと予定を立てやすいです。
「会場へ行ってその時知ればいいか」という方は、各会場で演舞順が書かれたパンフレットや紙をもらえます。(または掲示されています)
個人的な感想になります。
永らく「チームの演舞」に興味を持てなかったのですが、2019年暇だったのでテレビでファイナルを鑑賞していたら「夢想漣えさし」の演舞に魅入ってしまいました。
踊り・曲・衣装が絶妙にマッチしており、緩急のある演舞。
ちょっと群を抜いていた感じを受けました。
「これで大賞じゃなかったら自分のセンス疑ってしまうな:苦笑」
なんて思っていましたが、やはり大賞受賞。
以来、夢想漣えさしさんを応援しています。
過去の大会の演舞も見ました。
毎回「ソーラン節」をキッチリ入れつつ、海をテーマにしているのがよく分かる踊りがやっぱり好きです。
昨年はまさかのファイナルに残れず…。
道庁赤れんが会場で結果を聞かされた時は、「えええ~!!」と人目を気にせずに叫んでしまいました。
激戦ブロックでしたからね…。
でも、全員笑顔で踊り切った演舞は素敵でした!
更に2つほどのエピソードと感想を。
夢想漣えさしの演舞が終わり、しょんぼりしながら会場を出る所でした。
「夢想漣えさしがファイナルに残れないなんて…!」と他のチームの方が号泣していました。
その光景が今でも心に焼き付いています。
「競争」の部分はやはり付いて回るものの、「本当によさこいソーランが好きなんだ」という一体感みたいなものも感じました。
そのような様々なエピソードは、他のチームも同じでしょう。
「ファイナル出場狙ってます!」というチームは入場時からオーラが違う!ハッキリ分かりました。
テレビ越しで見るのと、現地で見るのとでは迫力が全然違います。
少しでも「生で演舞を見てみたい」と思うのでしたら、是非会場に足を運んでみて下さい!
そんなオーラバリバリのチームもあれば、和やかなチームもあって。
色々なチームがあり、緩急がまたいいんですよね~。
可愛すぎたので1枚パシャリと(笑)
お祭りの醍醐味って、「みんな気軽に参加できる」ってとこにあると思うんですよね。
そう思っていたんで、2019年にたまたま見た公式サイトで発見した「ワオドリスクエア」に俄然興味が湧いて行ってみました。
よさこいソーラン祭りを見直すキッカケになった企画でした。
平日なのもあって参加者は少なかった(観覧者の方が多かった)ですが、それでも面白かったです。
北大生が中心となって、年齢・性別・国籍も関係なく楽しんでいる光景。
見ているだけで、自然と笑みがこぼれました。
一般人のカメラに向かってリアクションする学生さんもいれば、小さい子に優しく踊りを教える学生さんもいたり。
「これぞ祭り!!」って感じがしました。
勤務中で申し訳ないと思いつつ、守衛さん何人かに「ワオドリスクエア」について聞いてみました。
(※親切なご対応ありがとうございました。)
踊り子さんは「北大生」であることを教えていただきました。
どこの学生さんなのかわからなかったので…。)
先にも書きましたが、元々は北大生が企画したイベントですからね。
その伝統を生かした会場が出来ていたのは何よりだったと思います。
2019年が最後になるのでしょうか?
是非とも復活して欲しい企画ですが…。
ともあれ、ワオドリスクエアが無ければ、今もよさこいソーラン祭りに関心が向かなかったと思っています。
キッカケをくれたことに感謝しています!
以上、よさこいソーラン祭りの個人的な印象多めの紹介でした:汗
色々な楽しみ方があると思いますので、是非よさこいソーラン祭りの各会場に行って楽しんでください!