札幌市内の大きな薔薇園では、6月初旬から薔薇が咲き始めて6月中旬頃に見頃を迎えます。
丁度「よさこいソーラン祭り」や「花フェスタ」「大通公園ビアガーデン」などのイベントが行われる時期です。
観光で札幌に訪れる方や、夏のイベントに大通公園へ行く際に「少し立ち寄ってみてはいかがでしょう?」とオススメしたい大通公園の薔薇園(サンクガーデン)を紹介します。
大通12丁目(札幌市資料館前)にある薔薇園では、約60種類・1100株の薔薇が植えられています。
比較的香りが強い薔薇の品種が多く、大通公園12丁目に入ると薔薇のいい香りに包まれます。満開になる時期(6月中旬から下旬)は、特に香りが強くなり心地良いです。
薔薇園内の真ん中にカナールと噴水があり、噴水の水の音が街中の喧騒を随分和らげてくれ、薔薇園の雰囲気も一層良くなります。
札幌市資料館から見ると、左側の薔薇が早めに開花。(日当たりの関係か?品種の関係か?)
「ホットココア」などの品種がある所は、特に早めに薔薇が咲きます。
つる状の薔薇をイングリッシュガーデン調に薔薇のアーチが作られているものも多く、とても綺麗な薔薇園。
程よく芝生のスペースや歩道があり、木立性の薔薇も観賞しやすくなっています。
薔薇園の造園の方々やボランティアの方々が、春から丁寧に整備してくださっているので、薔薇も綺麗に咲きます。
60種類もあるので全部は紹介できませんが、こちらのページで何種類か紹介していますので、よろしければご参照を。
札幌の6月中旬~下旬の初夏は暑い日も多く、つい木陰を求めたくなったり。
大通公園12丁目には、ベンチが沢山あるのでゆっくり休みながら薔薇の観賞ができます。
ベンチからも薔薇園全体の様子を見れますし、風が程よくあるとベンチに座っていても薔薇の香りを楽しめます。
(※写真のベンチは日向ですが、木陰になるベンチもあります。時間帯によって日陰具合は異なりますが…。)
一度7月~8月に薔薇を剪定するので薔薇園全体が少し寂しくなりますが、新芽の薔薇が咲き始めるので9月頃まで楽しめる薔薇園です。
(※つる状の薔薇は7月頃には見頃を終えていく品種が多いのはちょっと寂しいところ…。)
ライラックが咲いた頃からイベント目白押しになる大通公園ですが、大通公園12丁目はイベント会場になりません。
ですから、公園らしい薔薇園の様子を長い期間楽しめます。
大通公園で開催されるイベントに来たついでに立ち寄ってみるのも良いかもしれませんね!
(※掲載している写真は6月中旬頃の薔薇園の様子です。)
大通公園の薔薇園(サンクガーデン)のアクセスと基本情報です。