札幌市白石区にある白石神社では、毎年9月10日と11日にお祭りが開催されます。
白石神社の例祭日は9月11日で、例大祭は1年に1度の最も大事な神事です。前日の10日は宵宮祭、11日は例大祭が行われ、お祭りは2日間に渡って開催されます。
2024年は9月10日(火曜)、9月11日(水曜)の平日です。
お祭り開催期間の2日間、9月10日6時から11日の24時まで白石神社前の「白石・藻岩通」は、国道12号線から平和通まで通行止めになります。
そして、白石・藻岩通にとても多くの露店がズラリと並びます!
それでは、現地での取材を基に白石神社のお祭りを紹介します。
9月11日(水曜)に神輿渡御が行われます。
神輿は氏子地区(本通、南郷、本郷、栄通、白石中央など)、約75㎞を笛と太鼓の音と共に巡行します。
見所は「宮出し」(10時)と「宮入り」(15時45分)です。
宮出しは花火が上がると出発します。
威勢のいい掛け声とステップを踏み、神輿を揺らしながら国道12号線を少し過ぎるところまで神輿を担ぎます。お祭り感満載です!
出発は10時(9時45分)で、到着は15時30分(16時30分)の予定です。
以下は神輿渡御のルートです。(若干の変更はあるかもしれません。)
(※PC用に写真はクリックすると拡大します。)
白石神社のお祭りでは、社務所の裏に特設ステージが設けられ「余興」が行われます。
余興の内容は、子供余興奉納や太鼓演奏・楽器演奏や歌です。
余興会場には、かなり多くの人が集まります。
ステージ前のスペースはかなり広めで、座敷も多めに用意されますが、余興が始まる頃にはほぼ満席近くなります。
余興をゆっくり見たい方は、早めに場所を取っておくといいです。
余興が始まる時間帯は丁度日陰になるので、日差しが強い日でも大丈夫です。(余興会場にもゴミ箱や仮設トレイがあります。)
余興を見学する人は結構ノリノリの雰囲気です!
白石神社のお祭りでは、かなり多くの露店が並びます。
ですが、余興会場の様子を眺めるとお弁当やペットボトルの飲み物を持参。
白石神社の目の前にスーパーがありますからね。値段を考えると…苦笑。スーパーもかなり品薄になります。
以下は、白石神社祭りの余興のスケジュール(タイムテーブル)です。
余興の時間帯・内容は変更になることもあります。(一応雨天決行の予定)
白石神社のお祭りでは2日間、白石神社前の通りが車両通行止めになり歩行者天国になります。約100店の露店がズラリと並びます。
露店の営業時間は10時から21時までです。
普段は車が通る広い道での人の往来になりますが、お祭り当日は人で結構一杯になります。
しかし、ゴチャゴチャに混雑しそうですがそうでもなく、何となく左側通行で人々が往来するので歩行は案外スムーズです。
お好み焼き、たこ焼き、焼きそば、おでん、焼き鳥、フランクフルト、クレープ、くじ引きといった露店が多く並びますが、お祭りの露店で最近ではなかなか見かけなくなった店もあります。
「金魚すくいも」があります。
「スマートボール」の露店もあったり!
子どもたちには、スーパーボールすくいや射的、金魚すくいなどが人気です。
尚、飲み物はソフトドリンクしか売ってないように見えますが、白石神社前にある1店だけでビールの販売をしています。
「原田商店」さんの露店です。こちらでは中に座席も用意されています。
「テーブルや椅子はほとんど無い」と考えていいと思いますが、少しだけ用意されています。
普段は白石神社の駐車場のスペースに、テーブルと椅子が設置されています。(写真よりもう少しあります。)
尚、鳥居横・社務所横のスペースに臨時の仮設トイレ(10くらい)やゴミ箱が設置されています。(トイレは境内にもあります。)
テーブルや椅子が少ないので、多くの方は縁石に座ったり、露店の裏の歩道で持参した敷物の上で飲食します。
日陰を見つけて、ゆっくり飲食。
余興が始まる頃には、余興会場で買って来た物を食べながら楽しんでいる方の姿も見られます。
白石神社のお祭りでは、社殿前に多くの提灯が並び、お祭りの装飾がされますが、白石神社境内の雰囲気は普段とあまり変わらず、静かで整然としています。(参拝者は多いです。)
余興が始まると音楽が聞こえますが、それもお祭りで賑わっているということで、平安を楽しむ人々の様子を御祭神も喜ばれているでしょう。
札幌市内で唯一湧き水が残るパワースポットとして有名な「神寄谷」や境内末社にも祭りののぼりが立ち、お祭り仕様です。
露店や余興では賑やかになりますが、普段とさほど変わらない白石神社です。
白石神社は、御祭神の神武天皇の「国家安寧」「開運・招福」「健康・延寿」のご利益の他、境内末社の神様にも多くのご利益がある神社です。
札幌市内の神社のお祭りの中では大きな規模なので、白石神社に行って楽しんではいかがでしょうか?