日本でブロッコリーが一般的に食べられるようになったのは、1970年代からで比較的新しい野菜になります。
花芽の部分が大きい野生のキャベツを改良して生まれました。
多くの栄養素をバランスよく含むブロッコリー。
中でも、ビタミンCの量は飛びぬけて多い緑黄色野菜で、100g食べれば成人一日の所要量を満たすほどです。
普通食べているのは、これから成長する「つぼみ」が集まった部分なので、栄養価が高いのは納得です。
そのまま置いておくと、黄色くなって花が咲き、糖質もデンプンへと変わってしまいます。
鮮度が落ちると甘みだけではなく、栄養価も下がってしまうので早めに食べた方が良いです。
食べる時はビタミンCを効果的に摂るため、さっと加熱することがポイントになります。
茎は捨ててしまう人も多いようですが、つぼみ同様に栄養価が高いので、残さず食べたいものです。
この茎の美味しさを楽しめるように作られたのが「スティックセニョール」という食べ物です。ブロッコリーより茎が柔らかく甘みがあります。
また、ブロッコリーには劣りますが、同じく栄養価が高いカリフラワーは白いものほど良品とされてます。
カリフラワーはブロッコリーの突然変異で生まれたものですが、色は白だけではなくオレンジや紫等カラフルなものもあります。
「甘いもの全般」「油っぽいもの」「アルコール」「炭酸飲料」などの過剰摂取が気になった時に、ブロッコリーを食べるとセーブできると思われます。
足りてない栄養素をブロッコリーで摂取することで、過剰摂取衝動が少し収まるはずです。
「クロム」「カルシウム」が該当します。