レンコンの特徴といえば、たくさんある穴を思い浮かべるでしょう。
レンコンに穴が空いているおかげで、料理では、味噌やカラシを詰めたり、挽肉を詰めて、揚げたり煮たりして食べることができます。
レンコンは嬉しい栄養分も豊富で、炭水化物やタンパク質の他、食物繊維やカリウム、ビタミンC等の水溶性ビタミンを含みます。更に脂質類をほとんど含まない食品です。
レンコンの穴は、本来は空気の通り道です。(通常は8個あるはずです。)
水底の泥の中に横たわるレンコンが、空気に触れるための大切な穴です。
実は、地下にあるレンコンの穴は、地上の茎や葉に空いている小さな穴とも繋がっています。
そのため、空気のほかにも水蒸気の通り道にもなっています。
レンコンは「ハス」の根の部分(地下茎)です。
普段は細いはずのハスの根が、冬を越すために栄養を溜め込むため、根の先の方だけ急に太くなります。
旬の時期といえど、レンコンにも鮮度があります。流通しているレンコンを購入するとき、「レンコンの穴」を見ると鮮度がわかります。
レンコンの穴の周辺が黒ずんでいるものは鮮度が落ちてきている証拠です。
稀に、レンコンの穴の部分を漂白して販売する場合もあるようです。(外国産)
レンコンの主な産地は、茨城県、山口県岩国市、徳島県鳴門市等が、有名どころ。産地も確認しつつ購入するといいですね。