柏の木の簡単な見分け方は「葉」を見る~柏の木の特徴

「かしわ餅」でも馴染みの深い「柏の木」
「どんぐり」の木の一つでもあります。

樹齢が長い柏の木は、幹の背丈や枝の幅も大きく、力強い木です。
(写真は、北海道立真駒内公園の「かしわ広場」の柏の木)

プレートなどが無いと、木を見分けるのはなかなか難しいですが、柏の木は比較的簡単に見分けることが出来ます。

柏の木を見分けるのは「葉」を見る

柏の木を見分ける方法としては、「葉」が一番分かりやすいです
若い木でも「葉が大きい」のが印象的です。

葉の形が特徴的です。
葉のふちに、波状の大きなギザギザがあります。
ミズナラなどの葉と似ていますが、柏の葉はギザギザの先が丸みを帯びています

(ちなみに、葉の裏には毛が密生しています。)

更に、冬になっても大きな枯葉が枝にくっついているので分かりやすいです。
(冬だと一発で分かります。)

北海道神宮境内の柏の木(3月)。

幹・実(どんぐり)・花など、柏の特徴

幹は黒褐色か灰褐色です。
樹齢が長くなると、縦に裂け目が出来ます。
(若木の樹皮はつるつるです。)

(幹で見分けるのは、なかなか難しいでしょう。)

実(どんぐり)

柏の実(どんぐり)は、2センチほどの大きさです。
「帽子」が大きいのが特徴的です。
緑色の時から、大きな帽子がハッキリとついています。
9~10月に褐色に変化します。

花は、黄緑色。
雄花と雌花があります。

雄花は、花序は長さ10センチ前後で垂れ下がります。
雌花は、花序が小さく、新しい枝の上部の葉のわきに咲きます。
(※花序~花のついた茎全体または茎に対する花のつき方)

開花時期は5~6月。

2月19日の誕生花。花言葉は「愛想の良さ」
9月27日の誕生花でもあり、花言葉は「愛は永遠に」

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