札幌市西区にある発寒神社では、毎年5月15日に春季大祭が開催されます。
発寒神社の春季大祭では、馬頭祭を行っていた日に由来していて馬頭祭・物故者慰霊祭が行われます。
また、境内には露店が出店し、奉納演芸も行われます。
2024年(令和6年)の発寒神社の春のお祭りは、5月14日(火曜)・5月15日(水曜)・5月16日(木曜)の平日です。
(露店が出るのは5月14日と5月15日の2日間。)
発寒神社の春のお祭りの現地の様子を紹介します。
発寒神社の春のお祭りのスケジュール(タイムテーブル)です。
発寒神社の春のお祭りでは、5月15日に発寒神社演舞場で奉納演芸が行われます。
過去にはバトンやダンス・極真空手などが行われました。
2024年はどんな奉納演芸が行われるのでしょうか?
当日をお楽しみに!
11:30になると大きな音の花火が上がり、発寒神社社殿内にて春季大祭が斎行。
お祭りの14日と15日の2日間は、発寒神社境内の西参道と社務所前に露店が約30店出店します。
(たこ焼き・唐揚げ・チョコバナナ・たい焼き・クレープなど)
露店の営業時間は、11:00頃から20:30頃まで。
午前中から昼頃までは、人があまりいないので、とても静かで長閑な雰囲気。
小さな子ども連れの親子の姿がチラホラ。
ベビーカーと共にお祭りに来ている方の姿も見られます。
露店の中でもとりわけ人気なのが「焼きそば」と「フルーツ飴」!
焼きそばが人気なのが分かる気がします。
お腹持ちもよく、小さな子どもも食べやすいですしね。
小さな子どもには、スーパーボールすくいやバス釣りが人気!
テーブル・椅子がないのがちょっと寂しいところ…。
木陰の石段や、社殿横の階段に座って飲食。
お昼を過ぎた頃から高校生の姿が目立ち始めます。
高校生のお目当ては…くじ引き!
くじ引きで賑わったり、軽めの物を食べながら境内でゆっくりくつろぎタイム。
お祭りの雰囲気の中で、話が弾み笑顔がこぼれる光景。
お昼過ぎに、特に女性に人気の露店は「けずりいちご」。
最近、各地のお祭りでちょくちょく見られるようになった露店。
見栄えも良く美味しそう!
15時頃になると小学生の姿も見られ始め、境内は徐々に賑わいます。
小学生のお目当ても、くじ引きの模様。
発寒神社のお祭りの屋台の中に「かたぬき」があります。
昨今では珍しい屋台になりましたね。
子どもたちが夢中…というよりも、大人がかなり真剣モード!
そういう世代ですものね、分かります(笑)
ちなみに、ゴミ箱は境内各所にあり、常設トイレは演舞場裏にあります。
「地元の方が賑わう」そんな感じの発寒神社の春のお祭りです。
発寒神社は、札幌市内にある神社の中で2番目に古い神社と言われています。
また、伊勢神宮からの分霊を受けた神社として札幌では人気の神社の一社。
発寒神社の御祭神は、倉稲御魂大神・豊受大神。
商売繁盛、五穀豊穣、夫婦円満・家内安全、技芸・武芸・芸能などのご利益がある神社です。
春季大祭は、発寒神社境内に露店があふれ少し賑やかな雰囲気になりますが、正参道から社殿がある方は普段通り静かで落ち着いた雰囲気。
社殿近くは、新緑も眩しく清々しいです。
正参道と手水舎横にある八重桜は葉が目立ちますが、桜の花びらが風と共に散る光景がとても綺麗。
正に「春のお祭り」であることを感じさせられます。
お祭り開催期間は花手水で飾られ、春季大祭限定御朱印もあります。
花手水の綺麗な花を、更に綺麗に引き立ててくれるのが桜の花びら。
特に手水舎裏に桜の花びらが一面に散り積もる風景は、現地に行かないと伝えきれない美しさ。
「氏子地区の皆さんが春の祭りを楽しむ」
そんなアットホームな雰囲気の発寒神社の春季大祭です。
札幌の5月中旬は八重桜の花がまだ残りつつ、札幌市内各所でライラックが見頃になります。
気温も温かくなり、本格的な春の訪れを感じられる時期。
氏子地区に住んでいなくても気軽にお祭りに出向き、春到来の喜びを感じてみるのも良いかもしれません!
発寒神社の場所とアクセス情報です。