札幌市北区にある新琴似神社の例祭日は5月20日。例祭日ということで、毎年5月19日~21日に例祭(春の大祭)が開催されます。春の大祭は、宵宮祭・例祭・後鎮祭の3日間です。
2024年(令和6年)の春の大祭は、5月19日(日曜)・5月20日(月曜)・5月21日(火曜)です。
2024年の宵宮祭は日曜日なので多くの人で賑わいそうです。(※露店が出るのは19日と20日の2日間。)
春の大祭の期間中は花手水も行われ、限定御朱印もあります。
では、新琴似神社の春のお祭りを紹介します。
5月20日(月曜)に神輿渡御が行われます。一番通りから六番通りまでを御神輿が巡行します。
神輿渡御の宮出しは10:00、宮入りは12:50です。(宮入りはおおよその時間です。)
以下は神輿渡御のルートです。(都合により変更はあるかもしれません。)
(※画像はタップorクリックで拡大します。)
新琴似神社の春のお祭りでは、社殿前で奉納演奏や奉納演舞が行われます。
奉納演奏・演舞が始まる頃には、社殿前に座席が用意されるのでゆっくり観覧できます。多くの人が集まって賑わい楽しみます。
以下は奉納演奏他、新琴似神社の春のお祭りのスケジュール(タイムテーブル)です。
新琴似神社の春の祭りでは、新琴似屯田兵中隊本部があるところに露店が出店します。広いスペースにまるで迷路のように、約60店の露店が並びます。
露店の営業時間は、両日とも10:00~20:00です。例年夕方以降から人出が多くなりますが、19日は日曜日なので昼から人で賑わうでしょう。
広島焼き、フライドポテト、クレープ、焼き鳥などなど多くの種類の露店。中でも人気なのは、ジャンボたこ焼き・チーズドッグ・焼きそば・ホルモンうどん等です。
ホルモンうどんはボリュームがあって美味しそう!
子どもに人気の店は、トロピカルジュース・型抜き・くじ引き・フルーツ飴など。
型抜きは大人も夢中!
お祭り用の椅子やテーブルは無いので、新琴似神社に常設されているベンチや、石垣・芝生などに座ってくつろぎながら飲食を楽しみます。
トイレは新琴似屯田兵中隊本部の横にあります。
「トイレがあるなら」ということで、ゴミ箱を探すもどこにも見当たらず…。そして、ビニール袋を持ち歩く方々が多いのを不思議に思いました。
ゴミ箱はありません!(警備の方に確認済み)
どおりでコンビニのビニール袋などを持ち歩く人が多いのも納得。ゴミはお持ち帰りです。
生ビールやソフトドンク、おつまみを販売している屋台も出店しています。
こちらの屋台の中には、テーブルと椅子があるのでゆっくり出来ます。(ゴミ箱もあり)
春のお祭り期間中は駐車場は使えないものの、駐輪場が広く設置されて自転車でいっぱいになります。そんな光景や露店を楽しむ方々の様子を見て、氏子地区の皆さんが楽しむ新琴似神社の春の大祭であることがヒシヒシと伝わります。
新琴似神社の御祭神は「天照皇大御神」「豊受大神」「神武天皇」です。学問・商工殖産・武勇・安産生育などのご利益がある神社です。
お祭りの日も普段通り鳥居から社殿までは静寂な雰囲気で清々しいです。神様も喜ぶお祭りの日に参拝すると、ご利益も増すかもしれませんね。
春に例祭があるのは札幌の神社の中では珍しいです。
明治20年(1887年)5月20日に、陸軍屯田兵歩兵第一大隊第三中隊が新琴似の地に入殖し、その後に新琴似神社が創られました。その5月20日が新琴似神社の例祭日の由来です。
新琴似神社の境内は新緑や初夏の花が目立ち始めます。花手水もありますが、境内に咲くオレンジ色のアザレアが一際綺麗です。
札幌の5月下旬は、市内各所でライラックや藤の花が咲き始め、本格的な春の訪れと初夏を感じる時期です。春の到来と初夏の雰囲気を新琴似神社の春の大祭で楽しむと、より春の喜びを感じられます!
新琴似神社の場所とアクセス情報です。