【2024】さっぽろライラックまつりのグルメや吹奏楽等の生演奏で解放感を!

「札幌の木」に選ばれているライラック。ゴールデンウィークを過ぎると、気温の上昇と共に札幌市内でライラックの花が咲き始めます。札幌市民に愛されている花の一つです。

ライラックが見頃になる時期に合わせて「さっぽろライラックまつり」が大通公園で開催されます。大通公園で開催される毎年恒例のイベントです。

【開催期間】
【料金】
【会場・アクセス】

さっぽろライラックまつりは、ライラックの花に包まれながら北海道の名産グルメやワイン、吹奏楽等の生ライブや各種イベントを楽しめます。

また、大通公園で行われる大きなイベントの中でも「解放感があるイベント」です。

さっぽろライラックまつりの大通会場の様子と、開催時期のライラックや大通公園内の雰囲気を紹介します。

大通5丁目会場

大通5丁目会場では、「ライラックの苗木販売」「いけばな展示」「アンティークマーケット」等さまざまなイベントブースがあります。

毎年恒例のイベントブースがほとんどです。いくつか紹介します。

ライラックの展示と苗木販売コーナーでは、ライラックの苗木の販売の他、札幌市公園緑化協会の協力でライラックの育て方の相談もできます。品種の特徴など詳しく教えてくれます!

ライラックは色々な品種があり、苗木の購入は1,000~1,500円です。

いけばな展示コーナーでは、ライラックの花などを用いた素敵な生け花が展示されます。

お宝無料鑑定&アンティークマーケットでは、グラスや茶器の他、様々なアンティークが販売されます。

大盛況のアンティークマーケットでは、海外の方も興味津々のようです。

土日には、折り紙や昔の遊び体験コーナー・書道体験教室・スタンプラリーなどなど、小学生以下の子どもが楽しめるイベントブースが沢山登場!

けん玉やこま回し・竹とんぼ等の遊びを体験できる「昔の遊び体験コーナー」。

今となっては新鮮に感じるのでしょう。子どもたちは楽しそうに昔の遊びを楽しみます。親子で楽しむ方々も多いです。

ブース内では丁寧に教えてくれるスタッフの方がいるので、お手本を見つつ挑戦。

上手に出来たら「やった!」という達成感を味わえますね!

中にはご高齢の方が昔懐かしの遊びを楽しむ姿も見られます。(私も少し挑戦してみますが、昔は簡単に出来たのに今となっては難しい!苦笑)

楽しい書道体験。スタッフの方に優しく教えていただき個性ある作品を創作。

子どもたちの他、海外から観光に来られた方も楽しむ姿も最近では珍しくなくなりました。

スタンプラリーは小学生以下が参加可能のイベントです。ライラックまつりの会場内に設置されたスタンプを見つけて集めます。結構時間がかかるはずです。

(「記念に!」と言って、高校生くらいの子たちがスタンプを持参のノートに押して楽しんでいる姿も見られたり:微笑)

大通5丁目会場に受付があります。受付でスタンプラリー用のシートをもらって、ライラック祭り会場のスタンプを全部集めて戻って来ると景品をもらえます。

綺麗な「ライラック娘」の方々が応対してくれますよ~!

札幌市内6流派の協力を得て、戸外で煎茶や抹茶を入れて楽しむ茶会の「野だて」も実施されます。(参加費500円、小学生以下は無料)

親子で参加する方々も目立ちます。

その他、様々なイベントが開催される大通5丁目会場。

大通5丁目会場のスケジュールです。

【5/15(水)~17(金)(10:00~16:00)】
【5/15(水)~19(日)(10:00~16:00)】
【5/18(土)・19(日)】

(※大通5丁目会場の開催期間は短いです。最初の土日まで。)

大通6丁目会場(ライブ会場)

大通6丁目会場はライラックスプリングステージ(吹奏楽等の生演奏など)と一緒に、スイーツや軽食(サンドイッチ、ポテトなど)、そしてビールを楽しむ会場です。

大通6丁目会場で特に人気なのはスイーツのお店。結構な長蛇の列が出来ます。

けやきの木に囲まれて涼しいのもあってか、土日は特に一番混み合う会場です。それもそのはず、大通6丁目会場の魅力は何といっても「生ライブ」。音楽の演奏(吹奏楽やジャズなど)がメインですが、ダンスなどのライブもあります。

特に、5月18日(土)と19日(日)に開催される「ライラック吹奏楽祭」にはとても多くの人が訪れます。

ちなみに、私も札幌ライラック祭りで一番楽しみにしているライラック吹奏楽祭です!

毎年楽しみにしているのが「札幌マミーズブラス(札幌mommy'sブラス)」の皆さんの演奏。何というか「ほんわか」していていいんですよね~。

この日のために(?)一生懸命練習してきた子どもたちの演奏を聞くのも楽しみ!高校生の演奏ではキレのいい音を聞くと身震いしたり!!

アドバイス

「出来れば椅子に座って見たい・聞きたい」でしょうが、ライラック吹奏楽祭のステージ前は特に激込みです:汗

「立ち見でもいいか」と思うかもしれませんが、混雑した中での立ち見は結構キツイです…。

とても座れそうにない状況の中でも、いつの間にかちゃっかり最前列に座る私。(大体毎年午後から参加ですが)

上手く席に座るコツは、まずは席の後方で立ち見をすること。席に座っている人の多くは演奏する子の保護者なので、演奏が終わると席を外す方が多いです。その隙間を狙ってまずは後方席を確保!そして同じ手順で徐々に前の席へ移動します。

やっぱり前の席で聞くと、他に気を取られることなくじっくり聞けるのでいいですよ!

こちらは「2024年ライラック吹奏楽祭のスケジュール(タイムテーブル)」です。

(クリックorタップで拡大します。)

写真が見にくい方は、公式サイトの方にも演奏順が掲載されています → 公式サイト

初夏の陽気の中で「軽くビールを飲みながら屋外で生演奏を楽しめる」といった機会はなかなか無いです。

もちろんノンアルコールでも楽しめます!持参した水やお茶などを飲みながら楽しむ方が多いです。持ち込みに関しては、特に注意を受けないのも札幌ライラック祭りの特徴の一つ。

こちらは「2024年ライラックスプリングステージ」のスケジュール(タイムテーブル)です。

(クリックorタップで拡大します。)

大通6丁目会場初日には、さっぽろライラックまつりのオープニングセレモニーがあります。演奏の後にライラックの苗木1000本を無料でプレゼント!(先着順)

大通7丁目会場

大通7丁目会場は噴水を囲うようにしてテーブル席などが設置され、「北海道産ワイン」と「北海道の名産グルメ」を楽しめる会場です。

ワインは注文用紙にオーダーを記入してから購入します。

しかしワインの種類が多すぎて何を選んでいいか分からない方もいるでしょう。私もその一人(笑)

そんな時は、ワインガイドの方に「こんなワインが好きなんだけど?」というリクエストに応えてもらい、手伝って貰いながらワインを選べます。

ワインの種類が多いですし、注文の仕方も様々。ただ、中でも特に目に付くのが「ソムリエの気まぐれセット」を注文する方々。

食べ物は、肉から魚介類まで北海道特産の名店グルメがたくさん出店します。(大通公園の飲食イベントでは定番の出店者が多め。)

中でもニセコピザは大人気!時間帯によっては長蛇の列が出来ます。

なぜか北側に人気のお店が多いので、移動の際は南側を通ると歩きやすいかも(?)

大通7丁目会場は6丁目会場ほど混雑しないので、家族や友人と談笑しながら、あるいは一人でゆっくりとワインやグルメで「北海道の味」を堪能できます。

大通7丁目会場の出店情報です。

【北海道産ワイン】
【食べ物】

※ワインコーナーは10:00~21:00(LO.20:30)

ライラックを楽しむには?

「折角のライラック祭りだもの、ライラックの花をゆっくり見たいんだけどなぁ~」という方も多いと思われます。特に大通6丁目・7丁目会場は、正直ゆっくりライラックの花を楽しむスペースがほとんど無いのが実情。

さっぽろライラックまつりの会場になる「5~7丁目」より前の、大通公園1丁目~4丁目ならライラックの花をゆっくり観賞できます。特に大通公園2丁目と3丁目はライラックの香りで包まれているのでオススメです!

また、大通公園の名物「とうきびワゴン」も出ています!近年は大通公園3丁目のとうきびワゴンに行列が出来ることも珍しくなくなりました。(とうきびワゴンは大通公園4丁目と大通7丁目会場にもあります!)

とうきびワゴンの横には、ソフトクリームなども販売していますよ~。

さっぽろライラックまつりの会場とは別に、ゆっくりとライラックと初夏の陽気を楽しむ方々も意外に多いです。

「解放感」とは?

最初に「解放感があるイベントです」と紹介しました。さっぽろライラックまつり以降、大通公園ではずっとイベントが続くのですが、他のイベントに比べると「堅苦しさがない」という点で「解放感」という言葉を使いました。

大通公園で開催されるイベントは、結構会場内の区切り柵が多かったり、持ち出しや持ち込みが割りと厳しめ。だけど札幌ライラック祭りは、そういった閉塞的な感じが全く無いんです。

「飲食ブースへの持ち込みはご遠慮ください」とアナウンスはあるものの(大通7丁目会場)、「持ち出し」については特に注意はないです。

大通6丁目会場・7丁目会場は、大通公園の敷地を全部イベント会場にするわけではなく、芝生のスペースもあって、そこにレジャーシートを広げて「ピクニック」として楽しんでいる方々が結構います。会場で購入したものや前もって用意してきた食べ物や飲み物で。

そもそも「公園」ですからね。マナーを守れば、自由に利用していいはずですし。そういった意味での「解放的」なイベントでもあります。

また、ライラックの開花と同時に木々も緑色が深くなります。特に北海道在住の方は、長く寒い冬が明けて待ち望んでいた春、そして初夏の到来を存分に楽しめる「解放感」もあると感じられます。それが「さっぽろライラックまつり良さ」であると思っています。

以上「さっぽろライラックまつり」の紹介でした。

北海道外からお越しの方は、特にこの時期「1日の寒暖差」が大きいので上着は用意されていた方が良いと思います。

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