札幌にはイタヤカエデやヤマモミジ、イチョウなどが主役になる紅葉スポットが沢山あります。
平岡樹芸センターの紅葉の主役はノムラモミジ。
初夏に赤紫色に色付き、紅葉シーズンには真っ赤になるモミジです。
平岡樹芸センターの中でも紅葉並木(モミジ並木)は、真っ赤なトンネルのようになるので人気の紅葉スポットです。
そこで、平岡樹芸センターの紅葉の様子を紹介します。
平岡樹芸センターの紅葉の見所は何と言ってもノムラモミジの紅葉並木です。
ノムラモミジの紅葉並木は例年10月下旬~11月上旬に見頃になります。
ノムラモミジの紅葉に包まれた並木道は全長約200メートルあり、真っ赤なトンネルのような景色が続きます。
紅葉の赤がより美しく見えるのは、秋も緑の常緑樹も植えられているので赤と緑のコントラストがハッキリしているからです。
訪れる方々は、奥まで続く紅葉並木の圧巻の美しさに感嘆の表情を浮かべます。
時間をかけて写真を撮る方も多数。
「奥行きを上手く写真に収めたいのに~…」
という声がたくさん聞こえて来ます。
写真撮影は結構難しいです。
紅葉並木の奥行きの深さは、現地で自分の目で観てみないとなかなか伝わらないと思います。
更に、ノムラモミジの赤い景色にどこか可憐さを加えてくれるのが、葉が細長いシダレモミジ(ベニシダレ)です。
ベニシダレの多くは、ノムラモミジの裏側などに植栽されています。
紅葉並木は赤いモミジで一杯です。
一般的にモミジの葉は、遠目だと綺麗に見えても近付いてよく見ると案外綺麗な形や色の葉を探すのは難しかったり…。
でも、平岡樹芸センターの紅葉並木は本当にモミジの葉が沢山あるので、お好みのモミジの葉を探しやすいはずです。
「綺麗!」と思う葉を見つけて、お好みの写真を撮る楽しみもあります。
平岡樹芸センターには四阿(あずまや)がある日本庭園があります。
日本庭園周辺の紅葉の景色も見応えありです。
日本庭園の紅葉の主役はシダレモミジ。
ベニシダレの赤い葉も綺麗ですが、「アオシダレ」の黄葉も綺麗です。
シダレモミジの他にもカエデの木があります。
日本庭園入口にあるハウチワカエデは葉が大きく迫力のある紅葉です。
西洋庭園に続く道には、ノムラモミジやヤマモミジもあります。
ちなみに、西洋庭園は正にヨーロッパの庭園を思わせる風景です。
整備された西洋庭園の奥に見える紅葉。
手前が緑で奥に赤があり、紅葉並木とは逆のコントラストを楽しめます。
平岡樹芸センターには、8種類のモミジ類の木々が700~800本も植栽されています。
また、イチイの木は約3,000本あり、その他札幌市内ではあまり見られない木々も沢山植栽されています。
(例~カンザン、ウコンザクラ、ハナミズキなど)
(メグスリノキ)
春はサトザクラ(八重桜)やソメイヨシノ、初夏はフジやライラック、ツツジなどが綺麗な花を咲かせます。
平岡樹芸センターは、春から秋まで様々な木の花や葉を楽しめます。
平岡樹芸センターのアクセスは、札幌中心部からだと正直便利とは言えません。
しかし、なかなか見られない紅葉の景色なので足を運んでみる価値は十分あると思います。
アクセスと開園期間などの基本情報を掲載しますので参考にしてください。
住所 | 札幌市清田区平岡4条3丁目 |
電話 | 011-883-2891 |
開園期間 | 2023年4月29日~11月5日 |
開園時間 | 8:45~17:15 |
休園日 | 月曜(祝日の場合は翌平日) |
入園料 | 無料 |
駐車場 | 34台 |