定山渓の人気紅葉スポット二見吊橋で混雑を避けるには?

札幌の紅葉スポットとしても人気の定山渓。
定山渓方面にはいくつか紅葉スポットがありますが、特に人気なのが「二見公園~二見吊橋~かっぱ淵」です。
豊平川を挟んで渓谷の両側に自生している木々の紅葉が絶景です。

定山渓の紅葉の見頃になると、紅葉狩りの多くの方々で賑わいます。
定山渓に向かう国道230号線が渋滞になることもしばしば…。

「混雑を避けてゆったり紅葉狩りを楽しみたい!」
という方には、朝の早い時間帯(8:00~9:00頃)に二見公園・二見吊橋に行くことをオススメします。
(※二見公園の秋の開園時間は7:30~21:00位なので、あまり早すぎても中に入れません。)

「早朝に行けば!」というのは誰しも思い付きそうですが、紅葉の見頃時期(10月中旬頃)でも8:00~9:00頃は人が少ないです。

朝早くに行くメリットもありますが、デメリットもあります。
メリットとデメリットを織り交ぜながら、早朝の二見吊橋の紅葉の様子を紹介します。

二見公園の紹介(アクセス他)

二見吊橋への行き方は「定山渓二見公園」を通って行くことになります。
まず、二見公園の開園時間と行き方を紹介します。

【二見公園の開園時間とアクセス】

※駐車場からもバス停からも、「ぬくもりの宿ふるかわ」と「定山渓ホテル」の間にある道を通ると二見公園に到着します。

二見公園に行く途中の道から見える山々の紅葉が綺麗です。

札幌方面から定山渓へ向かう途中も、このような山々の紅葉がずっと車窓から見られます。
緑、黄色、オレンジ色、そして時折真っ赤に色付いている紅葉の景色は絶景です。
天気のいい日は、更に朝日に照らされて紅葉の風景が輝いて見えるのも朝ならでは(?)

二見公園へ向かう方々の姿はチラホラ。
恐らく定山渓温泉街で宿泊されている方々がほとんどです。

二見公園に入ると、園内の紅葉が早速お出迎えしてくれます。
カエデの木々や色付いた葉が点在しており、風情のある紅葉の景色が目に飛び込んで来ます。

目に入る紅葉以上に、まず驚くのが「川のせせらぎ音」。
渓谷ならではの反響のせいなのか、とても心地よい川の音が聞こえて来ます。
ちょっと形容し難い、圧倒的な爽快感。
「ふ~景勝地に来た~」
という感覚に満たされます。

加えて、朝の程良く冷たい空気を大きく吸うと、更に気持ちいいです!

しばらくの間は、この感覚だけで十分に癒されます。
(圧倒される川のせせらぎ音から少し意識をずらすと野鳥の声も聞こえて来ます。)

二見公園の紅葉は、主にイタヤカエデやヤマモミジですが、他の葉の色付きも見られます。
こちらの写真と、これまでの何枚かの写真でお気付きかもしれませんが、朝は日陰が若干多いです。
二見公園や二見吊橋の紅葉の写真を撮りたい方には、デメリットかもしれません。
ただ、朝日を浴びた紅葉と日陰のコントラストが楽しめるメリットもあります。

二見吊橋まで行く道はいくつかあって、河川敷や河原の方を歩きながらも行けますし、舗装された散策路を歩いても行けます。
(河川敷の方は、二見吊橋がハッキリ見える写真スポットがあります。)
どこを歩くにせよ、足場は途中から悪くなるのでスニーカーなどの動きやすい靴を履いて行くことをオススメします。

「二見公園~二見吊橋~かっぱ淵」までの間、定山渓温泉街にまつわる「かっぱ伝説」にちなんで河童の像があります。

こちらは「かっぱ大王」。
他にもいくつもありますが、紅葉に目を奪われて気付かないこともしばしば…(苦笑)

朝日に照らされて黄色やオレンジ色に色付いた葉が黄金色に見える景色も素晴らしいですが、赤く色付いた葉も朝日に照らされるとより鮮やかに見えます。

あっという間に二見吊橋に着きます。

階段を上って少し歩くと二見吊橋が見えて来ます。

二見吊橋と紅葉(フォトスポットなど)

二見吊橋です。
朝だと「誰もいない」わけではありませんが、「人がいない」瞬間は多いです。
「二見吊橋」を中心とした紅葉の風景の写真をよく見かけると思いますが、朝だと二見吊橋の上に誰もいない状態の写真は撮りやすいです。

そして、二見吊橋の真ん中から眺める渓谷の紅葉の風景
絶景です。
計画的に植樹された紅葉の景色とは違い、自然のありのままの姿の紅葉の風景。
近めに見える紅葉の様子も綺麗ですし、遠目に見える山の紅葉がまた美しいです。

こちらもフォトスポットです。
(2023年は、定山渓に限らず札幌市内の紅葉は赤く色付く葉が少なめでした。)

しかし、やはり日陰で左側が暗いですね…。
(肉眼だともっとハッキリ見えますが。)
逆に、右側や奥は朝日を浴びて鮮やかな黄金色。
(実際はもっと輝いて見えます。)

特に写真にこだわりがなければ、人の往来が少ないので二見吊橋からの紅葉の景色をゆっくり楽しめると思います。

二見吊橋から手が届きそうなモミジの葉も綺麗です!

二見吊橋を渡り、下へ降りるとまた違った景色になります。

下から見える二見吊橋と紅葉の景色です。
こちらも写真スポットです。
(手前の黄葉も綺麗なんですけど…)

豊平川がすぐ手前にあります。
水が澄んでいてとても綺麗です。
もう少し日が高くなると、水面に映る紅葉が綺麗に見えそうです(?)

先に少し行くと、「夫婦岩」と呼ばわれる大きな岩が2つあるところに着きます。
「かっぱ淵」です。

かっぱ淵は川のせせらぎ音が強くなり、ちょっと雰囲気が変わります。
自然のありのままの感じが増すと言うか。

見上げると、渓谷から溢れ出そうな黄金色の木々。

かっぱ淵の辺りの赤や黄色に色付いた葉も綺麗です。

「紅葉を楽しむのは、ここまで!」でいいと思います。
というのも、かっぱ淵から先は足場がとても悪くなります。
(場所によっては手を使わないと登れない所も?)

一応少しだけ写真を掲載します。

かっぱ淵公園までです。
所々「お~」という景色もありますが、とにかく足場が悪く下に気をとられてゆっくり紅葉を楽しむ余裕がないというか…(苦笑)

「二見吊橋~かっぱ淵」までで十分紅葉を楽しめると思います!

メリットとデメリットのまとめ

文章の中にメリットとデメリットを混ぜて書きました。
改めて、早朝に二見吊橋に行くメリットとデメリットをまとめます。

メリット
デメリット

朝に行くメリットは大きいものの、デメリットで一番大きいのは飲食店や日帰り温泉は営業していない所が多いことかと思います。
せっかく定山渓温泉街に来たのですから、紅葉以外にも楽しんで帰りたいと思われるでしょう。

そこで、朝から営業しているお店や観光スポットも紹介します。

朝の定山渓温泉街のおすすめスポット

無料の足湯施設は朝から営業しています。
朝は足湯も空いていますので、ゆっくり入れます!

「定山源泉公園」の足湯が人気ですが、私のオススメは「バーチテラス ベーカリー&カフェ」です。
足湯を無料で利用できる他、美味しいパンも食べられます。
ゆっくりくつろげて、少し冷えた体も温まります!

紅葉を見た後は「日帰り温泉に入りたい!」と考えている人もいるかと思います。
しかし、午前中から日帰り入浴の営業している温泉は少ないです。

午前中から営業している日帰り温泉をまとめましたのでご参照ください。

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