札幌市の中島公園内に鎮座する弥彦神社(伊夜日子神社)では、毎年7月25日~27日にお祭りが開催されます。
2024年(令和6年)の弥彦神社のお祭りの日程は、7月25日(木曜)・7月26日(金曜)・7月27日(土曜)の3日間です。
例年、豊平川花火大会の日と重なることが多い弥彦神社のお祭り。(2024年は7月27日です。)
それでは、弥彦神社のお祭りの様子を紹介します。
弥彦神社のお祭りのスケジュールです。※例年同じ時間帯で行われます。
弥彦神社の神輿渡御は、7月27日に行われます。弥彦神社を17時30分に出発して中島公園から豊水すすきの地区を中心に巡行します。
御神輿と共に第四区豊水の山車も巡行。笛や太鼓の音色もあり華やかな神輿渡御です。
弥彦神社のお祭りで一番の見所と言っても過言ではありません!
午後3時頃になると、御神輿をはじめ太鼓や山車も弥彦神社境内と弥彦神社近くに集まります。
弥彦神社の境内はそれほど広くはないものの、沢山の木々が植えられているので御神輿を境内に入れるのも一苦労。
御神輿は本殿から少し離れた所に置かれます。
御神輿の写真を色々な角度から撮っている最中、お祭り関係者の方が近付いて来て、てっきり怒られるのかと思いきや「いや~私写り込んじゃいましたか?」と優しい対応(微笑)
太鼓は一度、手水舎の反対側に置かれます。
豊水すすきの方面から山車もやって来ます。
弥彦神社前に山車を移動するには迂回しなければなりません。これが大変!
御神輿や山車が弥彦神社に揃う頃には、お祭り関係者(神輿渡御関係者)が続々と集まって来ます。
17時頃には、神輿渡御を見に来る人たちも境内や道路に集まって来ます。
境内では御神輿を囲んで出発式を行います。
粛々とした雰囲気ですが、いざ弥彦神社前に太鼓・笛・御旗・御神輿・山車が揃うと、皆さん結構リラックス。
宮司さん(?)も、ピースをしながら記念撮影をしてみたり(笑)
17時30分ピッタリに神輿渡御の出発(宮出)。
それほど長い行列ではないものの、笛や太鼓の他、山車からも様々な音が聞こえるので、とても華やかに感じられます。
「弥彦神社のお祭りで一番の見所」ということが伝わるでしょうか?
屋台などお祭りの様子を見て頂くと、よく分かると思います。
お祭り当日は弥彦神社の駐車場を囲うように6つ程の屋台が並びます。
屋台では、かき氷・フランクフルト・五目焼きそば・ジャンボ串焼きなどを販売します。
屋台の営業時間は昼頃から20時まで。
至って質素な感じの屋台の様子です。
お祭りの日が休日でも、屋台で人が混雑する様子はほとんどありません。
ゴミ箱はありませんが、食べ終わったら屋台の人が片づけてくれるかもしれません(?)
尚、「トイレは無い」のは現地を見た情報です。(社務所にて聞いてみるといいかもしれません。)
弥彦神社には、常時手水舎横に木製のテーブルと椅子が置いてあります。
テーブルと椅子で屋台で買ったものを食べる人の姿は見かけません。
とても静かな祭りなので、ゆっくり座って弥彦神社の雰囲気をゆっくり味わうのもいいかもしれませんね。
札幌の弥彦神社の由緒は、本社が新潟県の弥彦神社です。
札幌の弥彦神社の御祭神は「天之香具山命」「菅原道真公」の2柱。縁結び・安産・健康長寿・商業工業の発展・学業上達・合格必勝のご利益がある神社です。
弥彦神社(伊夜日子神社)の境内は、春の桜も綺麗ですが、秋の紅葉がとても美しいです。
夏もノムラモミジの赤色と緑のコントラストが綺麗な境内です。
更に、セミの鳴き声が聞こえて来るので「夏」って感じがします。
御神輿がある時間帯以外は、お祭りの日も静かで「参拝者がいつもより少し多くなる」そんな弥彦神社のお祭り(例大祭)です。
参拝だけして帰る人も少なくありません。
しかし、境内には提灯が多く飾られるのでお祭りの雰囲気は感じられます。
札幌の7月下旬は、気温が高い日が続き本格的な夏の季節です。(水分補給は欠かさずに!)
札幌市内の学校は夏休みに入り、子どもたちもお祭りに参加しやすくなります。(子供みこし等)
「学業上達」のご利益をいただいて、夏休みの宿題もはかどるかもしれませんね!
弥彦神社の場所とアクセス情報です。