札幌諏訪神社の境内に立派な木が植樹されています。
中でも、社務所の横と手水舎のそばにある2本の木にしめ縄が結ばれています。
左が「ハルニレ」の木で、右が「ヤチダモ」の木です。
(社務所で教えていただきました。)
2本の木は結構離れた場所にありますが、いずれも大きいので上の枝は交差するほどに伸びています。
まるで夫婦や恋人が手を結ぶ様子のようです。
社務所のすぐ横にある樹齢約300年のヤチダモの木です。
とても太く立派な木です。
(大人が3人位で手を結んで1周出来るかな?というくらい)
ヤチダモの木の特徴で、幹が真っすぐに伸びています。
樹皮は灰白色で浅い裂け目がありますが、樹齢が長いのに裂け目がとても綺麗です。
こちらの御神木は、樹皮が剥がれている箇所がちょっと見つかりません。
(樹皮が剥がれている箇所を触ると生命エネルギーを感じやすいのですが。)
ヤチダモに触る時は、太陽の光が当たっているところを触って木の温かさを感じています。
手水舎のそばにあるハルニレの木です。
こちらのハルニレの木は樹齢約250年。
北海道には、ハルニレの巨木が多いので御神木として祀っている神社が結構あります。
しかし、こちらのハルニレの木は大きな特徴があります。
何と幹の下の部分が空洞になっています。
「傷んで穴が開いた」
という感じがなく、自然に穴が開いたような感じです。
中を覗くと樹液が沢山出ており、たくましい生命力を感じます。
樹齢の長いハルニレの木らしく、深く縦に裂けた樹皮。
ところどころに樹皮が剥がれているところがあり、そこを触ると手の平からしっかりとエネルギーを感じることが出来ます。
「建御名方之命(たけみなかたのみこと) 」、「八坂刀売之命(やさかとめのみこと)」が御祭神の神社です。
2柱の御祭神は夫婦であり、多くの御子神を生んだとされているので、「安産・子授かり、縁結び・恋愛成就」にご利益がある神様と言われています。
「ご利益がある」ということで、2本の神木に触れていく人が沢山いるそうです。