札幌市西区にある琴似神社では、毎年5月27日に春季大祭があります。
琴似神社の例祭日は9月4日(目次参照)ですが、春にもお祭りが1日間だけ開催されます。
琴似神社の春季大祭は、琴似屯田兵の人々が入植完了の明治8年5月27日を記念する日です。(琴似神社の春のお祭りでは、琴似屯田兵240柱を祀る報徳神社例祭もあります。)
2024年(令和6年)の琴似神社の春季大祭は、5月27日(月曜)の平日です。
琴似神社の春のお祭りの様子を紹介します。
合わせて、今年度より始まった琴似神社初夏文化祭も紹介します。
琴似神社の春のお祭りのスケジュール(タイムテーブル)です。
琴似神社の春のお祭りの奉納演芸は、琴似神社境内の演舞場(舞台の広場)で行われます。
奉納演芸は昼過ぎから夜まで行われ、内容はカラオケ大会や音楽演奏、琴似の伝統芸能「屯田踊り」の他、琴似のアイドルグループ「Teamくれれっ娘!」のステージもあります。
カラオケ大会では小さな子どもからご高齢の方まで参加。琴似地区で特に人気のTeamくれれっ娘!のステージでは年齢性別関係なく多くの人が応援して盛り上がります!
(※5月下旬は初夏の季節と言えど、夜は寒くなるので防寒対策を!)
琴似本通り沿い(琴似神社側)に屋台が並びます。屋台の数はとても多く、琴似神社の前から地下鉄琴似駅を過ぎて松屋がある辺りまで約70店。
屋台の営業時間は午前11時頃から午後9時までです。
焼きそば、お好み焼き、たこ焼き、串焼きといった飲食の屋台の他、くじ引き等の屋台も出店。
パッと見ですが、フルーツ飴・クレープ・けずりいちごが人気の模様。また、どの神社でも子どもに人気なのは「くじ引き」。
くじ引きでは、琴似の老舗「おもちゃの平野」さんも屋台を出店。景品はおもちゃ屋さんらしい物が並びます。
更に、琴似神社の祭りでは恒例の琴似神社商店街・琴似飲食業組合の皆さんの屋台も出店。
酒類やおつまみ系を販売。ラムネは子どもたちに人気。また、山盛りの焼きそばには圧巻!人気の証拠でしょう。
お客さんとも気軽に話す場面もよく見られ、琴似地区の一体感を感じます。
70店もの屋台が並ぶので、ちょっと珍しい屋台もあります。
宝石すくいやトルネードポテト。なかなか神社のお祭りでは見ない屋台。
そして、金魚すくい&ウーパールーパーすくい!金魚すくいはたまに見かけますが、ウーパールーパーすくいは琴似神社の春季大祭ならでは!?
いつもは割と広い歩道ですが、多くの屋台が並び人々の往来も多くなるので前に進むのも大変になることもしばしば…。(特に人出が多くなる夕方以降。)
飲食できる座る場所はないものの、歩道沿いのスペースを見つけて飲食する方々の姿もちょくちょく見受けられます。
さて、ゴミ箱とトイレについて。
ゴミ箱が無いのはちょっと不便に感じますね…。ゴミ箱の設置についていくつかシミュレーションをしてみましたが、やはり困難であると思います。
ゴミを拾う方の姿を見かけましたが、小さなゴミ袋を各自持参すべきかと。
一般歩道に70店もの屋台が並ぶお祭りです。なぜ多くの屋台が並べるかというと「商工会議所と琴似神社で上手く連携をとってるからだよ」と教えていただいたことがあります。
トイレは、琴似神社の授与所でお願いすると社務所内のトイレを使わせていただけるはずです。ちなみに私は使用させていただいた経験があります。
今年度から「琴似神社初夏文化祭」が、琴似神社境内の舞台の広場で行われることになりました。
琴似神社にお努めの方に経緯を聞いたところ、氏子地区の皆さんと話し合って「まずは一歩目」として決めたそうです。
「気軽に琴似神社に足を運んで欲しい」「地域の子どもたちが琴似神社に親しんでもらうように」「今年の春季大祭は平日なので」等の思いがあるそうです。(もっと詳しく丁寧に教えていただきました。)
午前中から様々なステージがありますが、舞台の広場にいくつか屋台も出店します。
他にも、野菜の販売や雑貨のフリーマーケットもあります。
以下はスケジュールと出店情報です。(予告なく変更もあり)
出店者は、菜々倶楽部・コーヒーラボ・ビージュエル・琴似飲食業組合・山の手スイーツ・Oasis Create・つながるサロンあいり
営業時間は10時から17時まで。
規模は小さいですが、氏子地区の皆さんを中心に多くの人が楽しんでいました。
長閑で穏やかな気分になれるとても素敵な文化祭です。来年も開催されるといいですね!
琴似神社は御祭神が多く、ご利益も多い神社。
特に縁結びや学業成就のご利益で人気の神社です。
札幌市内の神社の中でも広い境内で、神聖な空気感に包まれている雰囲気です。
お祭りの日は、琴似神社境内に演舞場で行われる奉納演芸の音が聞こえて来て、普段よりも少し賑やかな雰囲気になります。(春季大祭限定の御朱印もあります。)
琴似神社にお努めの方、お祭り関係者5・6名の方とお話させていただきましたが、皆さんとても親切に笑顔で丁寧にお応えしてくださいます。
札幌の5月下旬は、市内各所でライラックや藤の花が咲き始め、初夏の訪れを感じる時期です。琴似神社の境内にも新緑が目立ちとても清々しいです。
春の訪れ、そして初夏を琴似神社のお祭りと共に楽しめます!
先にも紹介したとおり、秋は例大祭があります。
また、夏にも「夏祭り」が開催されるので、以下のページをご参照ください。
琴似神社の場所とアクセス情報です。