冬に札幌観光に訪れる方で「綺麗な雪景色を見たり少し雪遊びをしてみたいけど、札幌中心部からはあまり離れたくないなぁ…」という方におすすめスポットの中島公園を紹介します。
中島公園は、札幌駅や大通から近い場所にありアクセスも良いです。
(地下鉄だと移動に5分程度。)
札幌の中心部にある公園の中では広い公園です。
冬も整備が行き届いているので、スムーズに歩きながら綺麗な雪景色を見ることが出来ます。
更に、ソリや歩くスキー・スノーシューのレンタルも行っているので、軽く雪遊びも楽しめます。
中島公園の雪景色の様子と、園内で出来る雪遊びを紹介します。
地下鉄中島公園駅の「3番出口」から出ると中島公園内です。
秋は紅葉が綺麗なイチョウ並木があります。
雪が降った直後だと、枝に雪が積もり白い葉のようにも見えます。
中島公園内の大きな道は綺麗に除雪されているので歩きやすいです。
少し歩くとすぐに大きな菖蒲池が見えます。
冬は池の表面が凍り、雪が積もります。
勿論「立ち入り禁止」ですが、ところどころに足跡らしきものが見えます。
野生動物の足跡です。
よく見ると色々な形の可愛らしい足跡が見られます。
木の幹にも雪がくっついて、木が白く色付いている風景も雪国ならでは。
日本庭園(冬は閉園)の横を通って歩いて行くと、国の重要文化財に指定されている豊平館(ほうへいかん)があります。
豊平館の周辺では、四季折々の風景を見ることが出来ます。
白と水色が基調になっている建物が、真っ白な雪景色とマッチして一際綺麗に見えます。
(晴れている日は青空ともマッチング)
更に進むと、札幌コンサートホールKitara(キタラ)があります。
こちらも綺麗に除雪されています。
「ふわふわの雪景色が見たいんだけど…?」
と思うでしょうが、中島公園ではふわふわの雪景色も見れます!
除雪されているのは中島公園の外周の大きな道で、内側は雪が降ったままになっています。
園内の内側を歩くと、ふんわりと雪が積もっている風景が見れます。
松などの葉に、ふわりと積もっている雪も綺麗です。
大きな菖蒲池の表面は凍りますが、中島公園内を流れる鴨々川は凍っていません。
12月~1月は、鴨々川でカモの群れを見れます。
北海道文学館の近くを歩いていると、雪原の中に「二本の線」が見られます。
「歩くスキー」の跡です。
中島体育センターから北海道文学館の辺りは、歩くスキーのコースになっています。
では、次は中島公園で出来る雪遊びを紹介します。
中島公園の園内マップです。
(写真はクリックorタップで拡大します。)
雪遊びをする際に場所の確認が必要になるので参考にしてください。
中島公園で出来る4種類の雪遊びを紹介します。
豊平館の近くに小高い丘があり、札幌市天文台があります。
この丘の坂を利用してソリ遊びが出来ます。
天文台の入口の前にソリや米袋(大きなビニール袋)が置いてあり、無料で貸し出してくれます。
坂はそれほど急でなく長さもないので、気軽にソリ遊びを楽しめます!
中島公園体育センターで、歩くスキーをレンタル出来ます。
歩くスキーは普通のスキーと違い、足のつま先だけを固定します。(足のかかとは固定されていません。)
雪の上を歩きやすいスキーです。
勿論雪の上を滑ることも出来ます!
コース内に小さな山があるので、登ってスキーで滑って楽しめます。
荷物を預けたい方は、中島体育センター内に歩くスキー用の貸し出しロッカーもあります。
中島公園管理事務所で、スノーシューをレンタル出来ます。
スノーシューは雪の上を歩くための道具で、スノーブーツや靴に装着します。
雪の中に足が深く沈まないようにサポートしてくれるので、パウダースノーの上を歩いて楽しめます。
初めてスノーシューを装着する方にも分かりやすく説明書きが掲示されています。
シンプルですが、中島公園の広い敷地と豊富な雪を使って、雪だるまを作る雪遊びが出来ます。
雪だるまづくりは、園内の至るところで可能です。
札幌観光の記念写真の一枚として、手作りの雪だるまと写真を撮ってもいいかもしれませんね!
冬の札幌市内は、どこもかしこも雪景色ですが、車道の泥で綺麗な雪景色とは言い難いです…。
札幌観光で、特に雪が積もらない地域にお住まいの方は、綺麗な雪景色を楽しんでみてはいかがでしょうか?
中島公園は、札幌中心部に近いので手軽でおすすめです。
(※2月にはスノーキャンドルイベントもあります。)
中島公園のアクセスは以下を参考にしてください。