2024年も札幌雪まつりが開催されます。
近年は、約200万人もの来場者を数えるイベントになりました。
札幌雪まつりの大通会場では、大雪像と市民雪像などを合わせると100基以上の雪像が見られます。
会場に広さは大通公園ほぼ全域で、大通公園で開催されるイベントの中でも最も大きなイベントです。
「沢山の雪像をゆっくり見たい!」と思われるでしょうが、人が多くてなかなかゆっくり見れないのが実情です…。
そこで「混雑を避けてゆっくり雪像を見たい!」という方に、地元民だから気付いたオススメの方法や札幌雪まつり(大通会場)の様子を紹介します。
まず、札幌雪まつり開催前は基本的に会場内に入れません。
(大通公園に沿って歩くのは結構不便です…。)
大雪像はほとんど見れません。
(遠目から少し見える程度です。)
ただ、「市民雪像(市民制作の雪像)」を何基か目の前で見ることが出来ます。
市民雪像の会場は「3丁目」と「9丁目」です。
会場の中には入れないものの、「3丁目と4丁目の間」などの道路沿いに制作された市民雪像は見れます。
偶然なのか市民雪像人気投票で上位に入る雪像が作られることが多いです。
ただ、やはり会場内に入れないので近くで見れる雪像は数基です。
ちょっと遠目からなら、会場内の市民雪像も見ることが出来ます。
案外ハッキリ見えるので、札幌雪まつり前日も楽しめると思いますよ!
雪まつり開催本番の大通会場は一方通行になります。
全部見て回るのは結構大変だと思うので、あらかじめ見ておくといいかもしれませんね。
でも実は、前日よりもオススメの日があります。
結論から書くと、市民雪像を一番ゆっくり見れるのは、札幌雪まつり開催日の前々日の午前中~夕方です(?)
疑問符を付けましたが、最後まで読んでいただけると理由が分かると思います。
数年前まで、前々日は市民雪像制作の最終日なので、会場は雪像が完成する夜まで開放されていたのですが、最近は前々日も立ち入り禁止になってしまいました…。
が、しかし!
前々日、市民雪像会場の一部が開放(?)されている箇所があります。
市民雪像の会場は大通3丁目と大通9丁目ですが、どちらとも立ち入り禁止…。
2024年に「もしかしたら立ち入り禁止になってるかも…」と思ったので、午後に様子を見に行ってみたら案の定。
ガッカリしつつも、ちょっと驚いたのは、前々日の午後には既にほとんどの市民雪像が完成していたこと。
ただ、遠目から雪像を眺めていたら「おや?」と、明らかに雪像を作っている人以外(見るだけの人)の姿が見えました。
「どこからか入れるんだろう!」
と思い、ぐるりと探してみると見つかりました。
9丁目会場の札幌駅側の丁度真ん中辺りです。
広々とした通路で、柵もテープもありません。
中雪像を間近で見れました。
その他にも20基ほどゆっくり見ましたので、いくつか紹介します。
まだ制作中の雪像も勿論ありますが完成間近でした。
雪像の完成具合から、夜には開放されていた通路も封鎖されるでしょう(?)
雪像制作中の人も、雪像を近くでゆっくり見ている人もかなり少ないので、逆に落ち着かないかもしれません。
更に、一応立ち入り禁止の表示も見たので…。
それでも、中に入ってゆっくり見るかは各自でご判断を。
以前まで、前々日までは市民雪像の会場は開放されていたのに立ち入り禁止にしたのは、作り立ての雪像を開催前に壊されると困るからでしょう。
雪像の台座に上がって記念写真を撮ったり、長々と配信する人も国内外問わずにいるでしょうから。
その辺はくれぐれも気を付けてください。
人がほとんどいない所で、クオリティの高い雪像をゆっくり見ると「すごいなぁ~」と感激します。
前々日の会場の本来の様子もお伝えしましたが、「雪像をゆっくり見たい!」「雪像の写真を記念に綺麗に撮りたい」という方には一応オススメです。
市民雪像は開催前(前日か前々日)にゆっくり堪能して「大雪像は開催期間中に鑑賞する」と、札幌雪まつり(大通会場)を存分に楽しめると思います。
観光で来られる方は何泊かして、札幌市内観光と合わせて計画を立てるといいかもしれませんね!?
大雪像や中雪像を見れるのは、札幌雪まつり開催期間中です。
迫力がある大雪像もゆっくり見たいですよね!
大雪像は、開催期間中の午前9時頃から見ることが出来ます。
混雑する開催期間中も、午前9時~10時頃の時間帯なら十分ゆっくり見ることが出来ます。
土日もほとんど混雑しません!
(※朝から見に行ける人なら、前日や前々日に行かなくてもいいかも?)
日曜日の午前9時くらいの様子です。
9時前から見に来ていた人もいたようですが、人が少なく混雑していないので歩行はスイスイです。
大雪像前には多少の人だかりができますが、全然混雑しないのでサクサク最前列まで行って、ゆっくり記念写真を撮れます!
中雪像や市民雪像もゆっくり見れます。
札幌雪まつりオフィシャルショップは、ほとんど営業開始しています。
準備中のショップもありますが。
ただ、ほとんどの飲食ブースや休憩所はまだ開いていません。
10:00~10:30頃から開始するところがほとんどです。
ソリ滑りのアクティビティの準備中。
大雪像のソリ滑りも準備中です。
また、朝の早い時間帯は気温が低く寒いので、防寒の準備をしてゆっくり雪像の鑑賞を楽しんでください。
夜は混雑します。
夜にライトアップされた方が雪像は綺麗に見えますし、プロジェクションマッピングもあったりなので、夜の方が人気です。
強いて言えば、平日の夜は「前に進まない…」というほどの混雑はしません。
札幌では、雪まつりがある2月上旬頃は17:30頃には夜空になります。
その辺りの時間帯を狙うのもいいかもしれません。
皆さん譲り合いながら写真を撮るので、小さい雪像なら写真もスカっと撮れる所も。
こちらは少し順番待ちして撮影。
大雪像にプロジェクションマッピングの演出は、なかなかの迫力なので、多少の混雑は覚悟して見に行く価値はあると思います。
札幌雪まつりで雪像をゆっくり見るには、混雑を避けるだけではなく、しっかりと防寒することは必須です。
寒いのは当たり前なんですが、夜は特に冷えます。
(マイナス10℃近くにもなると寒いを通り越して「痛い」感覚になります。)
特に温めたいのは「体の末端部位」です。
手や足は勿論、ある意味「耳」が一番寒さを痛感するかもしれません。
以下のページで、冬の札幌観光の防寒対策をまとめています。
ご参照ください。
札幌雪まつり開催期間中は、飲食ブースも出来て温かい食べ物や飲み物を販売しています。
暖房がある休憩所もあるので、寒くなったら体を温めるといいと思います。
(大通公園1丁目~11丁目まで全部見るには結構な距離があり、時間もかかります。)
暖房が入っている休憩所はあるのですが、数は少なめで中は少し狭いです。
(雪像メインなので仕方ないですね…。)
飲食できるコーナーですが、やはり寒そうですがどうでしょうか…?
大通公園近郊はオフィス街です。
至るところに飲食店があります。
「寒すぎる…」「疲れたのでゆっくり休みながら食べたい」と本格的に休憩したい場合は、飲食ブースではなく最寄の飲食店で休憩することをオススメします。
先に紹介した「前日や前々日に雪像をゆっくり見る」なら、尚更です。
(開催前なので飲食ブースは開店していないですし。)
グルメサイト等で大通公園近くの飲食店を探すといいと思います。
また、札幌ラーメンを食べてみたい方にはオススメのラーメン屋さんがありますので、よろしければ参考にしてください。
長く札幌市に住んでいると、札幌雪まつりの雪像も見慣れたものですが、観光で来られる方は感動するようです。
漏れ聞こえる会話で
「生まれて初めてこんなに感動した!」
という会話が、開催前の前々日に聞こえたこともありました。
前日にサッと雪像を見に行った時には、国内外から観光で来られた方に記念写真の撮影を何度もお願いされます。
皆さん満面の笑顔で楽しんでおられました。
ゆっくりと札幌雪まつりを楽しんでください!
すすきの会場の氷像も綺麗です!
すすきの会場は夜も混雑しないので、折角ならすすきの会場にも行ってみてください!