札幌市内で「しだれ桜」の名所として有名な場所がいくつかありますが、月寒公園もその一つです。
開花時期は、札幌市内でソメイヨシノが満開になって来た頃。
絶好の見頃は、八重桜が咲き始める頃です。
「しだれ桜を見たいけど、ゆっくり見たいなぁ~」という方には、特に月寒公園をオススメします。
月寒公園の枝垂れ桜をすすめる理由は、人が割と少なくゆっくり見れるからです。
大きな公園ではありますが、多目的に利用できる公園なので、皆さんいろいろな楽しみ方をしています。
では、月寒公園の枝垂れ桜の様子を紹介します。
(ゴールデンウィーク中の様子です。)
月寒公園に「ボート池」と呼ばれる池があります。
(貸しボートで池を周遊できます。)
ボート池を一周するように、しだれ桜が植樹されています。
しだれ桜と池の水と森との調和で、しだれ桜のピンク色が一層映えて見えます。
しだれ桜の花は、垂れるように下向きで小さな可愛らしい花です。
そよ風に吹かれ、穏やかにゆられる様子が健気にも感じられ、美しくも感じられます。
ボート池の「右側」に大きなしだれ桜の木がありますが、ボート券を販売しているところにも大きなしだれ桜があります。
このしだれ桜の木は、開花が早いです。
歩を進めて奥の方に向かう途中と、月寒神社へつながる階段のそばにも大きなしだれ桜の木があります。
ところどころにベンチが常設してあるので、座ってゆっくりしだれ桜を観賞できます。
ボート池の森側にもしだれ桜が植樹されていますが、若木が多く小さいのと、日当たりの関係もあるかもしれませんが花が小さいです。
写真の場所は、ボート池を一周して、最初に紹介した「右側」に近付いて来たところのしだれ桜の木です。
ボート池には、マガモの他にもいろいろな野鳥が多数来ます。
ゴールデンウイークの時期はボートが結構池を周遊しているので、カモたちはどこか別の場所で休んでいるのでしょうか?
それでも何羽か池で泳いでいたり、池の周りで休んでいました。
(ツガイで2羽います。メスの羽の色が土の色と同化して分かり難いですね:苦笑)
ボート池の右側から少しだけ離れたところにも、大きなしだれ桜があります。
「ボート池周辺でレジャーシートを広げてお花見!」
というスペースは無いんですが、こちらはスペースがあります。
(この時も、レジャーシートを広げてお弁当を食べながら、しだれ桜を観賞している方々の姿が見られました。)
以上、月寒公園のボート池周辺のしだれ桜の様子でした。
大きくて綺麗なしだれ桜の木を紹介しましたが、「大きいし綺麗!」という木は、実は10本くらいです。
それでも、ゴールデンウィーク中にも関わらず、人で混み合うことなく、穏やかにゆっくりとしだれ桜を見るのは絶好の場所だと思われます。
しだれ桜以外の月寒公園の様子も紹介します。
ボート池にはマガモの他様々な野鳥が訪れます。
オシドリです。
アオサギです。
(アオサギは珍しいんじゃないかと思います。)
運が良ければ、マガモの他、オシドリやアオサギにも出会えるかもしれませんね。
ボートは30分で320円で貸し出しています。
ボートから眺めるしだれ桜の景色も良いでしょうね!
月寒公園の代名詞的な「月寒の丘(多目的広場)」。
長い滑り台は子どもたちの人気スポットです。
普段から賑わっていますが、ゴールデンウィークは小さなテントを張って、本格的なピクニックを楽しんでいる方々が結構います。
子どもの遊びは、「森のあそびば」「こどもひろば」など充実しています。
野球場やテニスコート、パークゴルフ場もあります。
野球を観賞しながら、穏やかな時間を過ごされている方々もいました。
暖かい日は(?)、かき氷も販売しているようです。
月寒公園の場所とアクセス情報です。