札幌市内では、4月中旬頃から春を告げる花・桜や梅などが一斉に咲き始めます。
チューリップもその一つです。
春は桜色が一際目立ちますが、赤や黄色などのチューリップの色も春に色合いを与えてくれます。
園芸にも人気のチューリップ。
チューリップの品種は数千種類もあります。
色や形が本当にいろいろあります。
そこで、札幌市内で色々な品種のチューリップを観賞できる場所(公園)を紹介します。
札幌市北区にある公園です。
市内では大きな公園で、四季折々の花木が植生されています。
大きな草原などもあり、遊んだりピクニックで楽しんでいる方々の姿もよく見られます。
公園の名前の通り、夏になると「ユリ」が沢山咲きます。
そして春は「ユリ科」のチューリップも沢山咲きます。
「ムスカリの道」と言われるエリアに約80品種のチューリップが咲きます。
日常の風景では、なかなか見られない珍しい品種をいくつか紹介します。
「ハウステンボス」
白とピンクが混じった花びらのチューリップです。
花びらの先が細かく分かれています。(ギザギザな感じにも見えます。)
「オレンジジュース」
オレンジ色のチューリップです。
オレンジの色合いも花の形も、まるでグラスに注がれたオレンジジュースのようです。
「桃太郎」
白とピンク色の花びらのチューリップ。
色も形も、まさに桃のようです。
「ストロングゴールド」
真っ黄色のチューリップです。
花びらの形が力強く、多少風が吹いても花びらが泳ぎません。
「ラブダンス」
紫色のチューリップです。
花びらが細長く広く開きます。
風に揺られるとダンサーの足のようにも見えます。
その他の品種もあります。
園内は、まだ八重桜が残る中、菜の花(アブラナ)も咲き始めます。
百合が原公園の場所とアクセス情報です。
札幌市豊平区にある豊平公園です。
大きな公園ではありませんが、四季折々の花木が楽しめるとても綺麗な公園です。
「花木園」と呼ばれるエリア(野草園側)に、ムスカリの花と共にチューリップが20品種以上咲きます。
いくつか紹介します。
「ワシントン」
黄色に赤い模様があるチューリップです。
遠目から見ても目立つ品種です。
「バレリーナ」
鮮やかなオレンジ色のチューリップ。
花の形は、まさにバレリーナが踊っているような姿に見えます。
「ポップコーン」
薔薇のように花びらが広がっています。
白い花びらと真ん中の黄色い部分の色の調和で、ポップコーンのように見えるチューリップです。
その他の品種もあります。
まだ八重桜も咲いており、藤棚には藤の花が咲き始めます。
木々には新緑が。
また、豊平公園を彩る「ノムラカエデ」も綺麗な葉になる時期です。
豊平公園の場所とアクセス情報です。
札幌の中心部にある有名な公園です。
大通公園で見られるチューリップもいろいろな品種があります。
大通公園では、「道路に沿った花壇」に植生されているのと、「ガーデニング風の花壇」に植生されているチューリップがあります。
道路沿いに沿って並ぶチューリップは、同じ品種のものがズラリと。
「ビューティトレンド」と「スプリンググリーン」
いろいろな品種を混合して植生してある花壇と、ガーデニング調の花壇です。
大通公園では丁度「ライラック」が咲き始める季節です。
ライラックと同時にチューリップ観賞を楽しめます。
(チューリップが咲いているのは、大通公園2丁目に少しと、5丁目~8丁目です。)